67camper's Blog

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デキシーはあまり得意じゃないですが・・・

2010-01-07 03:46:37 | jazz & vocal
Wilbur De Paris Plays Cole Porter/Wilbur De Paris
(Atlantic 1288)

 いつもモダンジャズばかりを聴いていると、たまにはスウィング、デキシーもいいものです。基本的には得意じゃないので、所有盤は多くないですが、カバー的にも大好きなWilbur De Parisの一枚をアップいたします。

 メンバーはWilbur De Paris(tb, vtb), Sidney De Paris(cor), Doc Cheatham(tp), Omer Simeon(cl), Sonny White(p), Lee Blair(banjo), Hayes Alvis, Bunnie Moten(b), Wilbert Kiirk(ds, harmonica)といういかにもデキシーという編成です。モダンジャズファンには自分を含めて馴染みのない名前が並んでいますがウィルバーとシドニーは兄弟ですよね。演奏曲はモダンジャズファンにもお馴染みのコール・ポーター集ですのでそれなりに楽しめますよ。サイドAでは"Begin The Beguine", "Love For Sale"、サイドBでは"I've Got You Under My Skin", "I Get A Kick Out Of You", "Easy To Love"などデキシーでやるとこんな感じと認識できる筈です。そしてA-1, オーラスに2度にわたり"It's Alright With Me"が配されています。これが録音を終えたリーダーの気持ちを表しているようでシャレを効かしているようにも思えます。

 所有盤はアトランティックのオレンジ&パープルラベルのモノ盤です。何と言っても、マンハッタンにかかる橋をバックにスクーターにまたがったウィルバーを捉えたショットが好きで、ついつい眺めてしまいますね。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
りきみ (67camper)
2010-01-15 23:21:14
3らっぱさん、コメントありがとうございます。
力を抜くというのは難しいですよね。入れるのは簡単ですが・・・。
高齢でもふけるのは、力みがないからに違いないですよね。
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チカラを抜く (3らっぱ)
2010-01-15 10:02:09
そうなんです。おそらく他の楽器(あるいはスポーツ)も同じと思いますが、ラッパは「いかに力を抜いて吹くか」が重要なポイントなんです。高い音はどうしてもリキみますが、結局は姿勢と腹、息のスピードを意識して余計な力を抜くと音が出るんです。チータムはここに極めて高いレベルの極意みたいなものを持っているのでしょうね。
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90才とコツ (67camper)
2010-01-14 22:26:35
3らっぱさん、コメントありがとうございます。
Docってそんなに古い方だったのですね。
いや~、浅学の極みです。トランペットも結構、力がはいりますものね。それで90才でもふけるというのはやはりコツなんでしょうね。
ギターも最初は指が吊りそうになりますものね。コツをつかめば力が要らなくなると言うか・・・。やっぱり最初は力が入らなくてもいいところに力を入れているのでしょうね。
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ドク・チータム (3らっぱ)
2010-01-14 12:06:46
私もシーデキはあまり得意じゃないですが、このアルバムは聴いてみたいですねぇ。何といってもドク・チータムが参加しているのが興味深いです。チータムは、かのビリー・ホリディとも共演してますし、何と90歳でニコラス・ペイトンとのアルバムを出すという驚異的な人です。90歳にしてあのブリリアントな音色を出す人はチータムしかいないでしょう。と、言うかラッパそのものが吹けなくなると思うのですが…。尊敬すべき超人ミュージシャンです。
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