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The Rockin' Chair Lady/Mildred Bailey
(Decca DL5387)
(Decca DL5387)
ジャズボーカルの歴史を辿っていくと必ずや遭遇する名前がこのミルドレッド・ベイリーですよね。彼女はインディアンの血が入っていると言われていますが、おそらく最古の白人女性ジャズボーカリストであろう問いわれています。声は高音に特徴があるチャーミングな美声でビブラートの使い方が素晴らしく、スィング感やブルースフィーリングも卓越したモノがあります。この辺りは、後のボーカリストに見事に受け継がれクリスコナー的に聞こえたり、色はちがいますがエラも影響受けているななんて感じるところもあります。
ホーギー・カーマイケルのロッキンチェアは彼女の十八番で、タイトルのThe Rockin' Chair Ladyから彼女の愛称は”ロッキンチェアレディ”とよばれています。この10インチ盤が本日のアルバムです。国内盤はビクターから12インチ出ていたと思いますが、収録曲が多いですよね。10インチではカバーにあるように、彼女の得意な8曲のみが収録されています。"Rockin' Chair"に始まり、Sometimes I'm Happy, Goorgia On My Mind, More Than You Knowと続くA面の素晴らしさは皆さん納得されると思いますよ! また、B面のラバカンもその後の女性ボーカルの手本になるような好唱です。録音はおそらく50年以前でしょうが、さほど録音の悪さは感じられず、彼女の美声がクリアに収録されています。リズムセクションはHerman Chittison(p), Dave Barbour(g), Frenchy Covetti(b), Jimmy Haskins(ds)ですが自分も全くなじみがありません。
たまにはこんな古いボーカルもいいものですね。デッカの10インチで黒センターレーベル、シルバーロゴです。
この一ヶ月かなりのボリュームでアップなさっていられて、感服しております。
Mildred Bailey は白人美人ヴォーカルというカテゴリーから外れているのか(笑)、取り上げる方少ないのですがCamperさんはさすがですね。
表記に有りました国内拡大盤に追加されている晩年録音も良いですよ。http://bluesvoice.cocolog-nifty.com/blog/2004/03/mildredbaileyth_0c78.html
トラックバックの仕方がわかりません(笑)。
Baileyは確かに白人(美人)女性ボーカルのカテゴリ-には収まらないようなヒストリカルなシンガーなのでしょうね。
ebiさんのおすすめの晩年の歌唱も聴いてみたくなりますね。
TBはこの記事の一番下にあるURLを自分の記事の編集画面に入れて投稿するだけでいけるのではと思います。とりあえずこちらから先にTBいたしました。
彼女の顔つきが親分肌というか旧き良きアメリカを想像させるというか、タイムスリップしたような気分になるアルバムですね。
そうですか、41年の録音でしたか。それにしては素晴らしい録音状態ですよね。
12インチでは6曲追加されているのですね。
後半が晩年の録音でしょうか?
ebiさんのログにあるような、BLUE PRELUDEの地声でのたうつような歌唱とういのを聴いてみたいモノです。