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It's Cool Inside/Jerri Adams
(Columbia CL916)
(Columbia CL916)
この歌手にであったのはもう数年前になります。最初に購入したのが"Plays For Keeps"というレイ・エリスのオケがバッキングするアルバムでした。このカバーが素晴らしく彼女の横顔が大きく配置されたものですが、周囲の茶系の バックと彼女の美しい横顔そして栗色のやや赤い髪が好ましい配色でいっぺんに好きになてしまいました。他にアルバムはないものかと、探していたところで あったのがこのアルバムです。このカバーは"Plays For Keeps"に一歩ゆずりますが、こちらが第1作になります。カバーをみてなぜかちょっとガッカリ。それなりの美人ですが,写真写りのせいか、なんか顔が でかいなあなんていつも思ってしまいます。
でも中味は素晴らしいです。演奏陣はunknowですが、"Plays For Keeps"とことなりsmall comboをバックに次から次へとスタンダードなバラードを唄っていくアルバムでとても聴きやすく、もし聴いていなければ必聴の作品と思います。彼女はオ ハイオ,シンシナチ出身で主に中西部で唄っていたところをフランキー・レインが発掘したシンガーで,良くのびるクールな美しい声が特徴です。A面は "Everything Happen to Me", "Let's Fall in Love", "Love For Sale"とスローなナンバーに彼女の個性が集約されています。B面トップの"Give Me The Simple Life"はスウィンガー、imaginationもスローな仕上がりで好ましいですよ。最後の"Detour Ahead"これがハイライトです。自分はこの曲がとても好きでアイリーン・クラールにせまるものがありますよ!
米コロンビア6eyeのオリジナルモノラル盤です。あまり紹介されることはないシンガーで、このカバーはちょっと?ですが聴いてみる価値のあるシンガーですよ。
しかし偏見ですが、女性ボーカルは自分の好みのルックスを大切にしたいです。
美意識は十人十色なんですが、逆にいうと、一般的美女の範疇から外れていても、歌唱が好きになると、好みの美女に見えてくるから不思議です。
彼女のLPはこれとログの中に書いた"Plays For Keeps"しか持ち合わせてないもんで判断がつきませんが・・・少なくともこのアルバム拾いものと言うか好ましいボーカルアルバムに仕上がっています。特にDetour~は素晴らしいですよ。