Sunset Eyes/Teddy Edwards
(Pacific Jazz PJ-14)
テディ・エドワーズというサックス奏者,決してジャズの歴史をかえるようなプレイやーではありませんが,個人的には彼のゆったりとしたフレージングやテナー然たる音色が好きでたまりません。どれも有名盤とは言い難いリーダーアルバムはかなりのものがOJCとかで再発されたと記憶していますが,個人的にずっと入手困難でゲット出来なかったものがこのパシフィックの一枚です。先月,縁あってやっと手許にやって来たこの”Sunset Eyes"、内容も満足の一枚でしたのでアップさせていただきます。
今までも,コンテンポラリー盤などでレギュラーグループについては触れて来たのですがJoe Castro(p), Leroy Vinnegar(b), Billy Higgins(ds)のトリオにリロイの紹介で加わったTeddy Edwards(ts)からなるレギュラーカルテットの息のあったプレイが素晴らしいです。特にB面のSunset Eyes, Teddy's Tune, Takin' Offの演奏は聴き所が多いですよね。ゆったりうねるTeddyのサックスは言わずもがな,Teddy's Tuneのカストロのファンキーなピアノ、Takin' OffのリロイのWalking Bassによるロングソロは一聴に値しますよね。メンバーがリプレイスされたA面も悪くはないですが、やはりレギュラーグループの完成度が高いワンホーンが楽しめるB面が贔屓ですね。
所有盤はブラックレーベル,シルバーロゴ, 両溝のモノラルオリジナルです。やっと出会えたと言っていい個人的垂涎の一枚です。
やっぱり、アナログはかなりレアですよね。
自分は、何度か見つけても縁なく誰かの手にわたっていました。このユニット(カストロ、ビネガー、ヒギンズのトリオ+エドワーズ)はかなり聞き所が多くていいバンドだと思います。
カストロ盤も基本的には同じで、コンポラ、PJならエドワーズ、アトランティックならカストロで発売された感じですね。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/7b9be5c135a2589c0a626a1abecbb7fd
L・マッキャンとやったLPを聴いて一発で気に入り
ました。
ご紹介盤も当然狙っていたのですが、中古屋でも
全く見かけずやむを得ずCDで入手しました。
camperさんご指摘のとおりエドワーズはもちろん、
他のメンバーも素晴らしいですね!
atlanticから出ているカストロのリーダー作(これも
CD)も確か同じ面子ですが、こちらはどうなのでしょうか。
オークションに詳しい貴殿が知らないとはやはり余り注目されてない(めずらしい?レア?)一枚なのかもしれませんね。
たしかPJにはもう一枚あったような・・・。そっちは国内盤も再発されていたように思います。勿論,このsunset eyesもCDはリリースされてたような気がします。
コンテンポラリーの人気カルテット盤2枚とH.マギーとの共演盤を楽しんでいましたがPJレーベルにもリーダー作があるとは知りませんでした。メンバーも良さそうで名盤の香りがしますね!!
個人的に本当に見たことがない一枚でした。勿論,購入まで聴いたことはなかった訳ですが,このジャケットに惚れていました。でも、見かけなかったですよねぇ。
演奏、メンバー,カバー,オリジナリティ、コンディション、どれをとっても文句なしの一枚なのです。あくまでも私見なのですが・・・。
出回ってませんねぇ^^;;
意中の一枚、心よりお祝い申し上げます♪