Soul Junction/Red Garland(Prestige 7181 Jp.reissue)
マイルスグループのピアノで思い浮かぶのはガーランド,ケリー,エバンス、ハンコックの4人でしょう。他にもチックがいたりキースがいたりですか、前4人は別各ですね。みんな素晴らしいですが、ハードバップ期の明快な演奏支えたのがガーランドですよね。マイルスバンドでのプレイが自身のリーダーアルバムより人気では上回っているのは否めませんが,彼のリーダー盤にも少し眼を向けてみましょう。トリオと管入りコンボの作品があり,GROOVYやWhen There Are Grey Skiesのようなトリオの人気盤は皆さんご存知のとおりです。コンボではこれ!という絶対的なアルバムは存在しないように思います。そんな中から,今日は"Soul Junction"をアップしますね。
個人的にはコンボものでは最も好きな一枚です。フロントはコルトレーンとD.バードで彼らの溌剌とした吹奏も聴きものであります。スタンダードチューンに見られるガーランドの解釈はマイルスバンドでも実証済みですが,この盤の白眉は自作のスローブルース,タイトルにもなったA-1"Soul Junction"です。ゆったりとしたシングルトーンでブルーノートを駆使してフレーズを重ねて行き得意のブロックコードに持ちこんでいくガーランドのブルースピアノが最高にカッコいいですよね。これを聞くと,フィニアスのアフターアワーズを常に連想してしまうのは自分だけかも知れませんが,両者ともハードバップ期のブルースピアノの名演のひとつでまちがいないはずですね。
所有盤は国内盤再発です。新潟,ブラックライオンで30年以上前に購入した一枚。1200円だったなぁ。jazzに熱を上げていた頃の想い出の一枚だ!
ここに掲げてあるのがビクターの再発盤です。このあたりのオリジナルは高価ですよね。オリジナル盤のお値段はビニルのコンディションによるところが大きいと思います。18000円でのミントコンディションのアルバム,素晴らしいでしょうね。18000円を高価とみるかどうかは皆さんの価値観の問題であろうと思います。コロ4号さんのオリジナルに対する思い入れを大事にしてオリジナル道に励まれる事を期待しております。また遠慮なくコメントを入れてくれれば幸いです。
ジョイナー(ジャミル・ナッサー)はガーランドの最後の来日の時に来ましたよね。見逃しましたが,未だに悔いを残しています。
コルトレーンについては好みが別れるでしょうが,個人的にはプレステ,BN、マイルスバンドでの演奏が好みです。インパルスは疲れます。
ジョイナーのベースがちょっと頼りないですね。
コルトレーンの出だしはいまいちですが
だんだんペースがあがってきます。
2曲目からコルトレーンは好調ですね。
テイラーはうまさを感じます。