Dream With Dean/Dean Martin
(repries RS-6123)
(repries RS-6123)
白人男性ボーカルと言うと1にシナトラ,2にシナトラで、欧米ではプレスリー,ビートルズ,マイケル・ジャクソンなどと並ぶ20世紀を代表する歌手である。シナトラを追随する第一人者はトニー・ベネットでしょうか?。そして、映画でも活躍し,豊かなバリトンで聴かせるディーン・マーチンも忘れられないシンガーですよね。彼ら2人と同じく,イタリア系というのも偶然でしょうか?ショーマンシップに優れたイタリア系アメリカンのヴォーカルは粋でいいですね。という訳で今日はディーン・マーチンのrepries盤をアップいたします。
リプリーズと言えば,シナトラですが,彼の肝いりで友人のレコードを製作したのがディノのリプリーズ吹き込みのいきさつだったと言います。バラード中心でじっくりとディノの歌唱を味わえる本アルバム,Barney Kessel(g), Red Mitchell(b), Ken Lane(p), Irv Cottler(ds)の渋い伴奏も楽しめ,一人で夜更けに聴くには最高の一枚です。なんと言ってもA面ラストに配置されたディノの人気曲"Everybody Loves Somebody"が最高にいいですね。冒頭の"I'm Confessin'", A-2の“Fools Rush In", A-4の"Blue Moon"なんてのも聴かせるし,最後に山場がやってくるA面が大好きですね。
所有盤はリプリーズのステレオ盤です。再発かもしれないでが、こういう渋いダテ男,やっぱりイタリア系って感じですね。暖炉の前で煙草をもった上目遣いのディノを捉えたジャケも渋くっていいでしょ!