67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

粋な白人男性ボーカルは決まってイタリア系だ!

2009-08-18 20:28:24 | jazz & vocal
Dream With Dean/Dean Martin
(repries RS-6123)


 白人男性ボーカルと言うと1にシナトラ,2にシナトラで、欧米ではプレスリー,ビートルズ,マイケル・ジャクソンなどと並ぶ20世紀を代表する歌手である。シナトラを追随する第一人者はトニー・ベネットでしょうか?。そして、映画でも活躍し,豊かなバリトンで聴かせるディーン・マーチンも忘れられないシンガーですよね。彼ら2人と同じく,イタリア系というのも偶然でしょうか?ショーマンシップに優れたイタリア系アメリカンのヴォーカルは粋でいいですね。という訳で今日はディーン・マーチンのrepries盤をアップいたします。

 リプリーズと言えば,シナトラですが,彼の肝いりで友人のレコードを製作したのがディノのリプリーズ吹き込みのいきさつだったと言います。バラード中心でじっくりとディノの歌唱を味わえる本アルバム,Barney Kessel(g), Red Mitchell(b), Ken Lane(p), Irv Cottler(ds)の渋い伴奏も楽しめ,一人で夜更けに聴くには最高の一枚です。なんと言ってもA面ラストに配置されたディノの人気曲"Everybody Loves Somebody"が最高にいいですね。冒頭の"I'm Confessin'", A-2の“Fools Rush In", A-4の"Blue Moon"なんてのも聴かせるし,最後に山場がやってくるA面が大好きですね。

 所有盤はリプリーズのステレオ盤です。再発かもしれないでが、こういう渋いダテ男,やっぱりイタリア系って感じですね。暖炉の前で煙草をもった上目遣いのディノを捉えたジャケも渋くっていいでしょ!

こういうジョーヘンが好きだよなぁ!

2009-08-17 00:13:01 | jazz & vocal
"Brown Sugar"/Freddie Roach
(Blue Note BST-84168)


 ブルーノートのオルガンでは何と言ってもジミー・スミスでしょうが,彼を追従するフレディ・ローチ,ジョン・パットン、リューベン・ウィルソン,ロニー・スミスなどはいずれもコテコテのゴズペル/ソウル系のプレイを得意とするのが特徴ですよね。本日は,ローチの「これぞブラック・ビューティ」という黒人美人のアップがカバーとなっている"Brown Sugar"をアップいたします。

 メンバーはJoe Henderson(ts), Eddie Wright(g), Freddie Roach(org), Clarence Johnston(ds)のカルテットです。以外とも言うべきジョーヘンのプレイが印象的です。ブルースとバラードが交互に現れる展開が心地よくブルースでは硬質のサウンドでグイグイ引っ張るようなアドリブが印象的だし,バラードではサブトーンを生かしたプレイが妙に嵌って心地よい感じです。特に,B面ラストのAll Day Longで聴かれるスモーキーなプレイはエロティックでさえあり,最も好きなトラックですね。このジョーヘンのプレイはグラント・グリーンのIdle Momentに通じるプレイですね。バラードでのローチのロングトーンがこれまた極めて効果的ですね。

 所有盤はNYラベルのステレオ盤です。BN4作目の黒い一枚です。ジョーヘンファンもほっとけない一枚と思います。

突然のワイパー停止,指示器ダウン!

2009-08-16 12:01:37 | Volkswagen
 天気も悪いお盆休みの一日ですが,こちらはこの週末も仕事です。ブログネタもないなぁなんて考えながらいつもの通勤路をデイリードライバー66bugで仕事場へ。雨降りはいやですね。暑いし,窓が全開に出来ないし・・・。トンネルを抜けた所で停めていたワイパーをオンすると途中で停止,スウィッチをいくら作動させてもウンともスンとも言いません。ワイパーがフロントシールドの途中で停止したままです。なんじゃこりゃ!次の交差点で左にターンシグナルを出してもインジケーターは点灯したままで点滅しません。仕事場について,ターンシグナルも点灯していないことが確認できました。



 フューズかなと思ってみてみると、ステアリングコラム脇のフューズボックスは8番の番号が見えなくなるほど融けていました(トップ画像)。おそるおそるボックスカバーをはずしてみると16Aの赤いフューズが切れていました。犯人はこいつです(上図)!携行しているパーツボックスからフューズを取り出し差し替えてフッカツです。どうして切れたのでしょうかねぇ?フューズトラブルは久しぶりですね。まあ,なおればいいか・・・。
 ブログネタに困っていると,こうやって話題を提供してくれるVW、ますます好きになりますねぇ~!

このジャケ違いにはやられてしまいました!

2009-08-15 00:09:48 | jazz & vocal
Chico Hamilton Trio Introducing Freddie Gambrell
Chico Hamilton

(World Pacific Records PJ-1242)

 チコ・ハミルトンのグループで名を成したプレイヤーには非常に個性的なプレイヤーが多いですよね。バディ・コレット,ジム・ホール,エリック・ドルフィ、チャールズ・ロイド、ナベサダなど一癖あるミュージシャンばかりです。本日アップのフレディ・ギャンブレルもそういうたぐいのプレイヤーと言えるのではないでしょうか。以前にベースのベン・タッカーとのDUO盤をアップしましたが、このときはコメントなしだったので,もう一度このピアニストに付いて触れたいと思いアップしたいと思います。

 本日のアルバムは事実上のデビュー盤とも言うべきピアノトリオで、チコ・ハミルトン名義のアルバムとなっていますが、主役はあくまでもこの新星ピアニストであります。先日アップのDUO盤と同じベン・タッカーがベースに入ったトリオです。以前のアルバムでも述べたように,ドライブ感ではオスカー・ピーターソン風,低音の陰鬱な使い方はエディー・コスタを思わせるスタイルです。ワシントンDCの生まれでサンフランシスコでこのグループでデビューすることになります。またプレイの特徴として引用フレーズの多用も知られているようですね。A面「木の葉の子守唄」での「エンジェルアイズ」の引用や「Reservation Blues」での「It Ain't Necessary So」の引用などは興味深いですよね。B面トップの「Devil's Demise」でみせる強烈なドライブ感はピーターソンの強い影響を感じますね。


Toshiba EMI 再発

 トップにかかげたのはPacific JazzによくみられるWest Coast Artists SeriesのEdmond Kohnによるアーティスティックなカバーです。国内盤再発では全く違ったカバーで発売されています。あまりのジャケ違いに2枚購入してしまったアルバムでもあります。

シガーソケットを移設しました!

2009-08-14 01:14:06 | Volkswagen

 全ては1000円高速から始まったのですが,ETC増設に伴いシガーソケットをグローブボックス内にセットしておりました。ところがipod+FM-transmitter, そして今回のガーミンナビとシガーソケットへの差し替えが必要になって来ました。

 当初はシガーソケットを隠す方向でグローブボックス内に増設したのですが、これが超不便でした。グローブボックスのふたの開け閉めが面倒ですし,ましてや走行中の切り替えはほぼ出来ない(同乗者が居れば問題ないですが)状況でした。パーセルシェルフはポンとモノをおいとくのにとても便利でここにETC, FM transmitter, navigatorの電源側をおいとけば,差し替えは自由自在です。

 カフェオーレ(69conv.)ぐらいは,レストアしたときの状態を維持しようとしたのですが,エンジンをいじったし,フォグランプを増設したし,快適にドライビングできる状況がやはり望ましいと思うようになりました。オリジナル重視もいいですが,この時代にそれもかないませんし,自分なりにアレンジし空冷を楽しむことにしました。3台とも調子は上々で,エアコン以外はドライビングも快適になりました。

パウエルが認めたNO.1女流ピアニスト

2009-08-13 06:58:52 | jazz & vocal
Many Sides Of Toshiko/Toshiko Akiyoshi
(Verve MV 2567 jp.reissue)


 秋吉敏子さんがオスカー・ピーターソンに見いだされ,ノーグランからの10インチでUSAデビューを果たしたことは皆さんご存知の通りですよね。パウエルのスタイルを踏襲した男勝りのプレイはサウンドだけ聴いているととても女流ピアニストとは思えないですよね。勿論,在米中実際にパウエルとの交流もあったようで,その辺りを岩浪氏が興味深く日本語ライナーノートに書き残しています。このなかでパウエルが「女性のピアニストでは君が最高だ」と言ったと記載されています。また,トシコからお金を借りていたくだりや,パリ在住時にトシコのアパートをパウエルが訪ねていた話など興味深いですよね。

 さて,今日はこのライナーが記載されているverve第3作のアップです。タイトル通りにパウエルスタイルを自分なりに吸収しアップテンポ、バラード、組曲など多くのスタイルの曲でパウエルライクな彼女のピアノを披露してくれています。ベースはGene Cherico, ドラムスはJake Hannaで例のニューポートのライブ盤と同じメンバーです。A面の"The Man I Love", ブラウニーの"Minor Mood", "After You've Gone", B面の"Bags Groove", "Imagination"など人気曲が並ぶ構成も嬉しいですよね。

 57年の録音でアメリカ生活にも慣れた余裕すら感じさせる一枚です。所有盤は前述のようにポリドールからの再発盤です。愛らしいトシコのアップが大好きなカバーでもあります。

ペグが届きました!

2009-08-12 23:49:01 | キャンプ
 本日はblog仲間の「みじゅパパ」さんが紹介してくれたビンテージコールマンコレクター、大阪のTさんから不足していたペグが届きました。氏は全て新品で所有しているらしく届いたペグも錆のない美しいものでした。紹介していただいた「みじゅパパ」さん,細かい注文に快くおこたえいただいたTさん、本当にありがとうございました。これで自分のキャンプサイトにもキャンバステントが張れます。今からキャンプに行くのが楽しみです。

 隣にあるのは,スノーピークのハンマーです。ピンが抜けて紛失していたため、先端のゴールド部分が外れる状態で使い物になならない状態になっていました。この度、義父が長いビスを通して修繕してくれました。ハンマーはコールマン製のものを購入したのですが,やはり長年使用したものが愛着があります。ウッドのシャフトが粋な一品です。まあ、愛用の道具という所です。

PS:早速「みじゅパパ」さんからコメントをいただき,Tさんはコレクターではなく、元コールマン代理店さんだそうです。失礼いたしました。PSにて訂正いたしました。

雨の日のキャンプにはこんなトランプもいいね!

2009-08-11 00:04:32 | キャンプ

 台風9号がもたらした大雨,ひどかったですね。雨の中を墓参りに行った自分たちも大変でした。まるで墓山の小径は滝のように水が流れている所もありました。身近な所では,5月にKAZUさんがVWイベントを開催した四万十川の鯉のぼり公園が水没し壊滅状態になったようですし、佐用町でキャンプをしていた356でお馴染みのマクレーンさんが橋の倒壊流出で孤立状態になるし,心配しました。各地で被災された方々,心からお見舞い申し上げます。

 今年の夏の気候はやはりおかしいですね。ちっとも夏らしくならないし,雨,雨,雨でキャンプも行く気にならない感じです。雨のキャンプは自分も得意じゃないですが不幸にも降られたときには,屋外活動できないしテントやタープの中でトランプでもして過ごすのがいいのかも知れません。こんなときにも、画像のようなノベルティカードというのも雰囲気です。もうかなり使い込んだものもありますが、こういうトランプも楽しいものでしょう!。

このジャケットセンスが最高ですね!

2009-08-10 02:39:46 | jazz & vocal
Young At Heart/Doris Day & Frank Sinatra
(Columbia CL6339)


 今となってはアメリカ文化は遠いものではなくなってしまいましたが,戦後から70年代までのアメリカ文化は,我が国とは全く異なったものであり部分的に紹介されるカルチャーに胸躍らせたものです。自分が好きな,VWもキャンプもコールマンもアコースティックギターも全てアメリカで世界的な市民権を得たと言ってもいいでしょう。勿論,映画や音楽のエンターテインメントでもその存在感ハ群を抜いています。この時代の、最もアメリカを感じさせるシンガーがドリス・デイとフランクシナトラです。本日は2人の粋なボーカルが収録された10インチ盤をアップいたします。

 共演の映画"Young At Heart"からセレクトされた8曲を聴くことができます。映画自体はみたことがないのですが,ドリスの溌剌とした歌声と,シナトラの苦みばしった張りのある歌声はどうしようもなくノスタルジックでいつも引き込まれてしまいます。ドリスが6曲,シナトラが2曲ですがA-1の"Till My Love Comes To Me"のドリスの出だしを聴けば,もうグイグイ引き込まれていること請け合いです。A-4の"Someone To Wathch Over Me"のシナトラ,B-1の"Just One Of Those Things"のドリスが最高ですね。そして,このジャケットの素晴らしさが特筆ものです。構図,ロゴ,色彩どれをとってもこれ以上のものはないですね。勿論,10インチというのもいいですね。

 10インチのコロンビア盤でバーガンディラベル,シルバーロゴの溝ありラベルです。やっと入手できました。

これのお世話にだけはなりたくないのですが・・・。

2009-08-09 00:50:54 | Volkswagen

 昨年の三木のイベントの往路の高知自動車道でオーバーヒートしてドナドナされてしまって以来,高速道路走行はちょっとした勇気がいる行為です。このアクシデントのとき,車載に来てくれたJAFのお兄さんに三角表示板をだしていないのは違反で罰金モノと指摘を受けました。それ以来,オートバックスで1000円ちょっとで購入した三角表示板を我が家のワーゲンには乗せていました。





 しかしながら三台の空冷を乗り換えるたびにいちいちこの道具を移動するのも大変なので先日,当時ものHella社製の三角表示板をゲットいたしましたのでアップいたします。パッケージそして三角表示板の各辺にHellaのロゴが確認できます。まじないに69コンバチ車載しております。





 そして,もう1台当時ものの三角表示板をゲットしました。これを66bugに積んでおります。メーカーについては知らないのですが,これもきちんとしたつくりです。何よりいいのがパッケージに描かれたビートルと三角表示板の絵柄ですね。ってことでキャンパーにオートバックスで購入したものを搭載しております。一応,各車両に1台ずつ揃えたのですが、このアイテムは出来たら路上では使いたくないですよね。そのときは,恐らく顔が青くなっているに違いないのですから・・・