Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

恐ろしい日々に

2011-12-12 08:13:59 | のんびり歩いて

ひと昔前は 怖いものと言えば『 地震 雷 火事 親父 』と云われていたし その怖い度の序列もほぼその通りであったと思う

ところがこの『 4大怖いもの 』のなかで 親父はもはや怖いものから外されて 恐怖を感じる人は皆無である

父権なるものは 遠くの荒野に飛ばされて跡形もないのです

 東日本大震災で日本中が恐怖に曝されているこの頃は 地震 津波 放射能 』が『 3大怖いもの 』と云うことになったのだ

もっともこの後に『 』などというものが続き やはり『 4大怖いもの 』に位置つけられているらしい 

とくにこの4番目の怖いものは「 女の怨念 」などが付加されるとてつもない恐怖なのです

 東日本大震災の災禍は言葉に尽し難いが 終わりの始まり 」であることは論を待たない

太平戦争に敗れて 日本国中が廃墟となり その焼野原から立ち直ったことを比較のテーマとすることが多いようだが この事例は本質的に異なるのではなかろうか

殺戮の道具としての原子爆弾と放射能 そして平和利用である筈の原子力発電所の崩壊と放射能 は確かに共通点もあるがもともと異なることでしょうに

想定外 」などと 何処かで聞いたことがある台詞をほざいている大人たちは 昭和20年来“ ピカドン ”の後遺症に苦しむ大勢の人がいることを忘れてはいまいか

少しだけ違っているのは 進駐軍は栄養失調の子供たちに脱脂粉乳 とおおよそ身につかなかった民主主義を恵んでくれた

こんどは米軍の空母がやって来て“ お友達作戦 ”を展開してくれた

 東日本大震災での 福島原発の爆発事故が企業がもたらした災害であり その原因となっているのが政治の無策による災害とするならば それらの元凶である『 親父 』達に恐怖を感じるのだが