Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

我が家の庭で  11月・その2

2012-11-19 07:03:39 | のんびり歩いて

【 ツワブキ 】

ツワブキの ツワブワブキ( 石蕗 艶蕗 ) は ツワブキク科ツワブキ属の多年草である
ツワブキの名は 艶葉蕗(つやばふき) つまり「艶のある葉のフキ」から転じたそうである
沖縄の方言では 「ちぃぱつぱ」と言うとか
生育分布は 本州の福島県・石川県以西から四国 九州 琉球諸島に多い
広島へ転居するまでは知らなかった庭の花なのです
有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含有している
 以前 山口県の“ 角島 ”観光に訪れた折にSLと森鴎外そして松下村塾 で知られる “萩 ”と“ 津和野 ”にも立ち寄ったことを思い出します
津和野には 森鴎外の生家があるので探訪しました 代々津和野藩主亀井家のご典医をつとめる森家であったが藩医の嫡男として優秀であったらしい 1872年廃藩置県をきっかけに10歳で父親と上京したのだそうな
ところで “ 津和野 ”は 「 つわぶきの生い茂る野 」をその名の語源にもつのだそうです
遠い昔 山紫水明のこの地に住み着いた人々は 群生する「 つわぶき 」の可憐な花に目をとどめ その清楚で高雅な風情に魅せられ 自分たちの住む里を「 つわぶきの野 」 ……そして 「 つわの 」と呼ぶようになったとか まぁロマンなのです
9,000年前の早期縄文時代から人々が住んでいたことが確認されているのだそうですから きっと本当のことなのでしょう