Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

メルハバ!トルコ その ・ Ⅱ

2013-05-19 13:58:45 | ゆるゆる旅日記

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コンヤでは メヴラーナ霊廟 の見学です
○ メヴラーナ博物館
独特の旋回舞踏で世界的に有名なメヴラーナ教団の創始者ジェラルディン・ルーミーの霊廟です メヴラーナとは「わが師」の意味です
マホメット(ムハンマド)の顎鬚が納められた小箱が展示されている 信者と思われる人たちが熱心に見学しているのは顎鬚には特別な霊力のようなものがあるのだろう
途中 キャラバンサライ(隊商宿跡)に立ち寄り BUSはシルクロードをまっしぐらに
140Kmが殆どまっすぐなのです 前をみても後ろをみてもまっすぐな道路だけ
さぁ いよいよカッパドキア地方に向かうのです
中央アナトリアのギョレメは奇岩があたかも群れを成しているが如くで トルコ人たちがこの地を始めて見たときに この地を《 ギョレメ = 見てはならないもの 》と称して驚嘆したそうです まさしくその通りだと思いますなぁ
○ ギョレメ野外博物館
イスラムの圧迫から逃れるために 9世紀頃からキリスト教徒は岩を掘って洞窟に教会や修道院を作ったといわれているが その中心となったのがギョレメで信徒が描いたフラスコ画が残っておりました
○ 地下都市カイマクル
地下8層に及ぶ地下都市跡です
もっとも観光には地下4階までしか入ることができません
内部には教会 学校 ワイナリー 食糧貯蔵庫などが作られ約2万人が暮らしたものだそうである 各階層は階段や傾斜した通路でつながれており まるで巨大なアリの巣でしょうか 矢印に沿って進みますが長期間にわたっての生活とはどんなものであったのか思いを巡らします
ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿りついた初期のキリスト教徒たちが隠れ住み 何世紀もかかって掘り進められて拡張されてきたことでしょう
造られた年代は謎に包まれているのですが 紀元前から存在していたそうな
閉所恐怖症・暗所恐怖症のひとは観光できませんなぁ
出口から少し歩いたところには土産物屋が並んでいるのですが 日本の観光客のことは『 買いまくる ≒ カイマクル 』と言われているそうです なんだかなぁ
カッパドキア泊 YUSUF YIGITOGLU KONAGI いわゆる洞窟ホテルです
洞窟と言っても部屋の設備は完備しており快適です 内部はメルヘンチックな仕様です
家族で運営していてこじんまりとしているのだけれどもスタッフは皆優しいのでした
 テラスから眺めるギョレメの岩山が夕陽に映えて 時間がゆったりと流れていくのが心地よいのです
いやぁ~来てよかったなぁ~ 至福のひと時とはこのことでしょう チャイをいただきましょう
セントバーナードのような大きな老犬が広いテラスでノソノソしている きっとこのホテルのオーナーでしょうかしら
そう言えば 犬がほとんど放し飼いです 犬を繋いでおくのは日本だけなのでしょうか