Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

メルハバ!トルコ その ・ Ⅴ

2013-05-22 20:10:11 | ゆるゆる旅日記

5/3
○ ボスポラス海峡クルーズ
黒海とマルマラ海を結ぶ約30kmのボスポラス海峡です
大型遊覧船の貸切で1時間のクルージング 海峡沿いの宮殿や寺院・城塞などを眺めながら心地よい風に吹かれながら『アジアとヨーロッパの真ん中を航海しているんだなぁ』と思ってみたりしました
あちらこちらからアザーンが聴こえてきます
アザーンはイスラム教の礼拝への呼びかけのことです ユダヤ教のラッパ キリスト教の鐘の役割と同じなのでしょうが肉声であることに特徴があるのです 「神は偉大なり」と言う「アッラーフ・アクバル」の4度の繰り返しから始まるのだ
1日5回の礼拝の時間の前に礼拝の時間が来ることを伝えるために モスクのミナレットから呼びかけられる しかしまぁコブシが効いていてまるで演歌ですよ まさか日本の演歌の原点ではないでしょうに
国民の99%がイスラム教徒なのですがお酒は飲むし若者はあまり礼拝に行かないらしい
 そしてユスキュダルの街のガイドがありました
ユスキュダルはイスタンブール市の東側のアジア側に位置して人口集中地域らしい
しかしなんといっても1950年代に世界的にヒットして 日本でも江利チエミの歌唱で知られたトルコ民謡の「ウスクダラ」でしょう 江利チエミの摩訶不思議な奇妙奇天烈な歌詞は原歌詞とは殆ど関係がありません
  ウスクダラに行った時は雨だった
   キャーティップの着物の裾は長く 跳ね上がっていた
    キャーティップは起きたばかりなのか 目がぼんやりしていた
     キャーティップは私のもの
      キャーティップは私のもの
       腕を組めるのは 私だけ!
とまぁ女性からのラブソングがもともとの意味なのだそうです

5/4
アタチュルク空港/イスタンブール発 00:50 TK 0046
現地日本語スルーガイドの“あいちゃん”が握手でお別れ『また来てください!』そうです!ぜひとも再訪したいものですよ
なにに感動したのか 壮大な自然の景観或いは歴史の重さ いやぁ気が遠くなるような時の流れがあることを知らされたことでしょう!
また来たい!
それは インシャアッラー insallah…
「願わくばそうしたい」「アッラーのおぼしめしがあれば そうなるでしょう」
関西国際空港/大阪着 17:55

  

 


メルハバ!トルコ その ・ Ⅳ

2013-05-22 05:50:05 | ゆるゆる旅日記

5/2
ヨーロッパの果て そしてアジアの終着点でもあるイスタンブールは古来より歴史と文化の大舞台でありヨーロッパとアジアが感じられる時空を超えた永遠の都でした
イスタンブールの市内を観光するのですが それにしても車の多さと渋滞のすごいのには驚きでした
この問題を解決しなければ次回のオリンピック開催は難しいだろうなぁ
○ 地下宮殿
地下宮殿の通称で知られるバリシカシスタンは東ローマ帝国の大貯水槽です
この貯水池は ジェームス・ボンドの映画「007ロシアより愛をこめて」の撮影場所として使われたというのは間違いのようです
○ トプカプ宮殿
あの世界を制したオスマントルコ帝国の最盛期を約400年にも渡って支え続けたトプカプ宮殿です 目もくらむような宝石の数々が収められた宝物殿では溜息が出ましたなぁ
ロケーションは 金角湾―マルマラ海―ボシポラス海峡が見渡せる丘の上
○ アヤ・ソフィア大聖堂
長~い行列でやっと「聖なる叡智の聖堂」をアヤ・ソフィア
あたかもブルー・モスクと並ぶようにして旧市街にそびえ立つ
赤い聖堂で中は暗くてひんやりとしているのだけれどもステンドグラスや窓から差し込む光が幻想的で心が落ち着くのでした
モザイク模様の色褪せていないことには感嘆
○ ブルーモスク
ここもまた入場までの長い行列です
ブルー・モスクは正式にはスルタンアフメット・ジャミイと呼ばれる
青いイズニック・タイルとそれを引きたてているステンドグラスの光があまりにも美しいことから通称でブルー・モスクと呼ばれるのです
礼拝をしているイスラム教徒の人たちを見ていると 信仰も難儀なことだなぁと思う 不敬ですか いやそう思わざるを得ない程に信仰とは大変なことなのでしょう
観光客が多すぎて決して静かな厳かさはないけれども それでも青い世界の広がりが素晴らしい
○ グランドバザールとエジプシャンバザール
市場に入ると同時にあちらこちらの店頭から「こんにちは」「コンニチワ」の呼び込みが
何千軒もの店が入っており迷子になりそうなくらい広いのでしょうが あまりに観光化され過ぎているのか値段も高いようでした
ここは添乗のSさんと現地日本語ガイドの“あいちゃん”に敬意を表して?顔を立てて?特別に案内してくれたお店でのお買いものをしましょう
グランドバザールでは からすみ そしてエジプシャンバザールでは 絹のストールです
ここでハプニングです 一行のひとりの女性がうずくまって動けない状態に なんとかホテルまで連れていくもやはり倒れこんでしまう 救急車を要請してもらいました
過労でしょうか 旅も後半ですから
夜半救急病院から退院してきたようでヤレヤレでした
○ ベリーダンス
噂のベリーダンスは予想どおりの激しさで まぁ予想どおりでしたでしょうか
合間のトルコの民族舞踊「フォークロア」が興味をそそりました
両腕を上からぶらぶら垂らして踊る舞踊はなにを表現しているのか印象にのこります
足の動きはロシア舞踊の文化も入っていたんでしょうか