Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

シクラメンの “ かほり ”

2013-07-06 08:27:47 | のんびり歩いて

シクラメンの“かほり”

布施 明のコンサートは ほぼ満席と思われる盛況であったが 観客の大部分は50歳代~60歳代の「おばさん」たちであり 僅かのその付添の「おじさん」(注:ワシのことです お爺さんかしら)である
布施 明(本名:布施 晃)は1947年生まれであり 「おばさん」たちの青春歌謡がたくさんあることから これは止むを得ないことなのであろうが それにしても息の長い歌手であろうか 実力派なのでしょう
コンサートの前半は その声量はさすがだなぁ と思わせたが後半は疲れが見え始めたのも止むを得ないことなのであろう
 それよりも彼の舞台衣装と言うのかジャケットとドレスシャツのセンスの良さに ウ~ム と感嘆しましたなぁ
どこで作りましたか 教えてください 外国でしょうか もっともワシには着こなせないかしら シルエットに無理がありましょう ハイハイ!ハイ!
布施 明と言えば「シクラメンのかほり」です
「シクラメンのかほり」は1975年に発売された布施 明のシングルです
布施 明はこの年に第4回東京音楽祭に出場したことがきっかけで大ヒットし 1975年の第17回日本レコード大賞 そしてFNS歌謡祭のグランプリと年末の音楽番組の大型タイトルを総なめにしたものである
そしてまた 作詞・作曲の小椋 佳への注目度が高まり 1976年には小椋 佳の初のTV出演「NHKコンサート 小椋 佳の世界」へと結びつくのだから面白いのです
この「シクラメンのかほり」は 小椋 佳が第一勧業銀行赤坂支店に勤務していた頃 取引先の会社で休憩していた際に彼自身は見たこともないシクラメンをヒントに閃いたそうな
「シクラメンのかほり」とは言うものの シクラメンに香りは無いのだから これもまた面白いのですなぁ
ところで題名の「シクラメンのかほり」は“歴史的仮名使い”では「かをり」が正しいとされているらしい そうは言うものの定家仮名使いでは「かほり」が正しいとされているそうな
小椋 佳の妻の「佳穂里(かほり)」さんにあてた愛の賛歌と言うことで どうでしょうか