Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

春の 色なのです

2016-03-09 06:18:02 | のんびり歩いて

春の色なのです!

春は なにかしらときめきを感じさせる季節です
春の使者と言えば 梅の花や桃の薫りでしょうか
そして 薄緑色が妙に眩しく思える蕗の薹でしょう
我が家の庭先(畑先?)でも 見上げれば紅梅が色眩しくそして足元には蕗の薹が顔を出しました

早春 蕗フキは葉の伸出より先に花茎が伸び出すので これを蕗の薹と呼んでおります
蕗の薹は雌雄異花であり雌花は受粉後に花茎を伸ばしタンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばします

関東地方以北には2mにも伸びる秋田蕗があります

私が生まれた郷里では根雪の雪解けを待たずに顔を出す春の使者でした
一番早く出てくる山菜です
独特の薫りとほろ苦さが春の息吹を感じさせたものでした
冬の間に貯まった脂肪を流し味覚を刺激して気分を引き締め一年の活動をスタートしなさい ということでしょうか
冬眠から目覚めた熊は最初に蕗の薹を食べる…とか

蕗の薹を秋田弁では「ばっけ」といいます
アイヌ語では蕗は「コロコニ」または「コルコニ」と発音するそうです
蕗の葉の下に住む妖精の「コロボックル」のコロは蕗のことを示しているのです

高等学校のクラブ活動の生物部で部誌を発行しておりましたが 部誌名を「ばっけ」といいました
微生物班で一緒だったC君はどうしているでしょうか