【第Ⅰ日目】9/22(木)
小雨模様の朝
空港でトーストセットの朝食です
ANA4815便 B737
広島 08:45 ~ 札幌 10:40
台風16号の予報に翻弄されておりましたが 『 天は我に味方せり! 』
台風直撃が危惧されていただけに気持は晴ればれのフライトですなぁ
千歳に着いたら雨もあがりました
新千歳空港 11:15 快速エアポート114号 ~ 札幌 11:52
JR札幌駅まで迎えにきてくれた今回の旅友のH氏と合流です
今回の宿である「 JRタワーホテル日航札幌 」に荷物を預けましょう
このホテルはJR札幌駅に隣接しているので便利なのです
早速 腹ごしらえと言うことでかって訪れた蕎麦屋まで直行です
◎さくら庵
札幌市中央区南5条西24 円山公園の近くにあります
丸山地区にはお洒落な店がありますなぁ 時間に余裕があったら散策してみたいものです
このさくら庵は 前回と言っても大分前になりますがH氏のお勧めで来たことがありますが“ 鴨せいろう ”が美味しかったことを覚えております
蕎麦は更科系でしょうか 繊細な味でしょう 器も綺麗です 接遇マナーもよろしい
エビスビールで乾杯し 勿論“ 鴨せいろう ”です
旅のopeningは満足ですなぁ
きょうは酒精巡りです 第1弾は和酒です
■千歳鶴 酒ミュージアム
明治5年 石川県能登から来道した創業者柴田與次右衛門は 創成川のほとりで造り酒屋「 柴田酒造店 」を開店します
「 千歳鶴 」が創業以来使い続けている水 それは札幌南部に連なる緑豊かな山々が水源の豊平川の伏流水である
伏流水とは 地中を流れるもうひとつの川 つまりその河川の水は地中に浸み込み100年~ 200年或いは永遠時のなかで ゆっくりと下流に そして水は岩盤層を通り抜け濾過されながら地中のミネラル分を吸収していくのです
過去からの贈り物なのでしょう ドラマですなぁ
今でも地下150mから自然の恵みを汲み上げているそうです
試飲カウンターで 大吟醸の吉翔や瑞翔をいただきたいところですが 酒造りに最適であるとされる中硬水の清冽さを感じてみたいということで仕込み水によるコーヒーをいただきました
酒精巡りの第2弾はビールです なんと言っても北海道のサッポロビールです
■サッポロファクトリー
主なテナントは
1条館 2条館 3条館 西館 レンガ館 フロンティア館
ショッピングモールを中心とした大型複合施設なのです
当地はサッポロビールのルーツである所謂「 開拓使ビール 」の醸造生産を行う
「 開拓使麦酒醸造所 」が1876年に北海道開拓使によって興された地である
当時の黒いエントツがシンボルとして残っております
■サッポロビール博物館
サッポロガーデンパーク内にある博物館は 日本で唯一のビール博物館であり北海道遺産のひとつにも指定されております 赤レンガ造りの3階建です
エレベーターで3階へあがった後1階ずつ順に見学できます
プレミアミツアーの予約申し込みをしてありましたのでツアーガイドのお姉さんの説明を聴きながら 開拓使麦酒醸造所の誕生からサッポロビール株式会社に至るまでの歴史や第二次世界大戦前のビール瓶などの展示を見て廻ります
ちょうどこの日は サッポロビール開業140周年ということでプレミアムツアー無料開放DAY!で見学料は無料になりました
ポスターも展示してあります 三船敏朗の『 男は黙ってサッポロビール! 』などは懐かしいですなぁ
森繁久弥 司葉子 淡島千景もありました 東宝の社長シリーズや駅前シリーズを思い出させますなぁ オジサンはついつい郷愁に浸ってしまいました(ワシのことです)
また3階~2階にかけてサッポロビール札幌工場でビールの仕込み時に麦汁を煮立たせる際に実際に使用されていたウォルトバンと呼ばれる巨大な煮沸釜が展示されていたのは圧巻です 全高は10mに及ぶそうです
見学ツアーの最後はサッポロビール黒ラベルを一杯のみ(!)試飲 1杯のみですよ
博物館のそとには 1876年(明治8年)に開拓使麦酒醸造所が設立された際に建物前に積み上げられた樽が復元されておりました
白いペンキ文字で「 麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる 」と書かれているのがわかりました
今宵の宿は
「 JRタワーホテル日航札幌 」
このホテルはかって家人と旅行したときに宿泊したのですが残念ながらあまり覚えていないことに愕然とする 記憶の衰えは恐ろしいものです!
暫時休憩して今宵の宴に向かいましょう
◎しのや
すすき野にあるH氏が馴染みの創作日本料理の店です
イカの沖漬けは中々のものでした
クジラ肉の刺身やラム肉のシャブシャブは珍しく初体験です
食べ過ぎでしたが美味しくいただきました