カモにトホホッ

コハクチョウも全て北帰行を済ませたよう。
昨夜降った雪で風が冷たい。
陽射しは強くなって来ているように感じる。
今まで白鳥が陣取っていた場所。
今は都鳥、ゆりかもめがいる。




カモが寄って来る。

『ヨォッ
暖かくなってきたなぁ
どう
元気でいたかい。』...声をかける。

...ったく。
せっかく気持よくうたた寝してたのにぃ～。
邪魔しないでよぉ
目の玉をよく見ると木の間に自分がいる。
まさしく睨まれている。
コワッ
怒られた...。




仕方がない...。
水辺をスイスイと泳ぎながら近ずいてくるカモ。

『うまいもんだなぁ
泳ぎ。
教えてくれる』
また無駄事を聞く。

水鳥の私に聞いてどうするのぉ?
あんた、泳ぐって言うのぉ～。
この寒いのに。
そう言うの、年寄りの冷や水って言うの。
そう言ったカモだって首から冷や汗流しているのに...。
...ったく、一言余分と言うもの。




ジョギングロードをよちよち歩く姿が可愛いいカモ。
カメラを意識してか...

あんた、どこを撮っているの
恥ずかしいじゃない
後ろから近づいて撮るなんてぇ
顔を撮るならまだしも...。
...ったくぅ。
油断も隙も有ったもんじゃないワ。


あ～ぁ
今日もカモ達に嫌われてしまった。


負けるな
ガンバレ日本中のみんな...