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蓼科山登山-2

2013年09月09日 | 日記
て、休憩も充分に取り出発である
大岩を縫いながら時にはよじ登り進む
蓼科山はお椀を伏せた様な形状
勾配も半端ではない

が切れる
お手軽登山ルートにしては結構な急勾配である
体力的には一杯いっぱいの状態である



も大岩がゴロゴロと転がり重なっている場所だから体力消耗も仕方がない
山道はどうしてこんなに巨岩が転がっているのだろう
雨でも降ればこの道は大変滑りやすくて歩きにくいだろう
...何て思いながら一歩ずつ登るのである



30分程岩との闘い
この急勾配区間が意外に長い...
脚元の悪いゴツゴツした岩がある林の中を抜ける
標識に沿って蓼科山頂上を目指す



よいよ縞枯れ帯に突入である
縞枯れ帯は木々が立ち枯れたり倒れたりしている場所である
縞枯現象というのは主に北八ヶ岳でシラビソなどの樹木が帯状に枯死する現象である




山は秋本番
道すがら色んなキノコが目に付く
この辺ではジコボウと言う食用キノコも顔を出している



キノキリンソウやヤマハハコが疲れた体を癒してくれる
入山して2時間半
5分登り5分休憩
こんな状態が続いている



もすでに限界に近い状態である
出発後約3時間
目の前が突然開ける
いよいよ山頂も近い



頂の文字を見ると張り切ってしまう
だが脚の方が言う事を聞かない
太ももがパンパンである
筋肉がきしみ始めている



上までもうすぐである
あと500m
荷物を持ってもらい山頂を目指す
眼下には白樺湖方面が望める



科山頂ヒュッテの方向から霧が発生
瞬く間に辺りを乳白色に染めていく



科山頂上の火口原は広い岩野原となっている
山頂の光景は月のクレーターのようだ
山頂の中央が窪んでいて周囲が少し高くなっている。


2530mの山頂
蓼科山頂上制覇である
3時間半の苦闘であった


の日は霧が出ていたため遠くの山々を楽しめ無かったが...。
晴れていれば360度の大パノラマが見られるという。
晴れている時の景色はこんな情景が望めると言う






て山頂での記念写真も終え待ち望んだ昼食
しかし霧は深みを増し風が出て雨が降り始めたのである