クリスマスですが、
仏教だって知らないことばかり。
それで10年ほど前に買っておいた本を読み始めました。
仏教は2400年以上も前のお釈迦様の教えですが、
伝わるうちには変化もしてますし、
(お釈迦様亡きあとも保守派と改革派に分裂)
日本においては宗派もあります。
それに、
平安時代に「神仏習合」があったかと思えば、
明治には、
「神仏分離」が行われたりもしてますので、
複雑です。
明治時代には神道を国教とするため、
神社と寺院を切り離す「神仏分離」が行われ、
仏教を排斥する動きも起こった。
しかし今なお私たちは、
神さまと仏さまが隣に祀られてるのを,
ごく自然に受け入れている(84P)。
確かにそうですね。
我が家も仏壇のお隣に神棚が祀られてます。
神道なのですが、
お寺さんとのお付き合いもあります。
琵琶法師によって語られたという、
平家物語の冒頭は、
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
でしたね。
この祇園精舎って、
お釈迦様が弟子たちと住んで、
教えを説いた場所。
お釈迦様が亡くなられる時には、
沙羅双樹が花開き降り注いだとのことです。
平家物語には仏教的な無常観が根底にあるのですよね。
「キリスト教と仏教とはどう違う」というコラムも、
ありました。
キリスト教は「人生一回は一回切り」、
仏教は「また生まれ変わる」という対立も、
人の生き方に影響を及ぼしているはずだ(110P)。
私は来世があると、
説明もできないまま信じてますが、
大晦日には、
神様関係4か所に鏡餅などをあげ、
元旦には、
仏壇にお雑煮をあげます。
日常に神仏が自然に混交してます。
(*^^*)
なお、
お釈迦様の最後の言葉は、
「すべては移ろいゆく。おこたらず精進しなさい」(28P)
だったそうです。
(;^_^A
年末にてコメント欄閉じてます。