田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

大河ドラマ「青天を衝け」(川村恵十郎役)

2021年09月21日 | 趣味・本・テレビ他

波岡一喜さんが演じる川村恵十郎、

平岡円四郎を守る役で出てましたけれど、

再び登場ですね。

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この川村恵十郎。

人間性が、

どこかキラリと光ってるのです。

 

渋沢栄一と喜作を見出し円四郎に紹介させたのが、

この川村恵十郎でした。

 

最初の登場は、

コワ~イ刺客でしかないと思いましたが、

仕官した二人にお酒を届けに来るところなど、

どこか温かさがにじみ出ていました。

 

堤真一さんが演じた平岡円四郎は、

川村恵十郎を側近にしていたのですから、

亡くなってしまった円四郎の人をみる目は確かだった、

と!

つくづく思わされる配役に唸りました。

 

「武士の皆さんには刀を捨てそろばん勘定を、

商人の皆さんには、

この駿府の一端を担うという矜持(きょうじ)を持って頂きたい。

この先は武士も商人も良いところを認め合い、

力を合わせてともに働くんです」

と渋沢栄一(吉沢亮)が言う。

 

それを聞いた、

川村恵十郎(波岡一喜)が、

刀を預けて!

商人に教えを乞うところは胸を打たれました。

 

士農工商の身分制度の中、

武士のプライドさえ捨てねばならなかった維新後。

ゴタゴタの中で皆大変だったでしょう。

 

でも、

そのような時、

ああいう、

しなやかさを持った人もいたわけですね。

 

川村恵十郎は、

晩年には日光東照宮で禰宜を務めたようですよ。

 

ところで、

渋沢栄一が使った、

矜持(きょうじ)という言葉。

 

矜持の意味は、

「矜持」=「自分に自信と誇り、

プライドがあって自制心も持ち合わせているさま」

 

「矜恃」=「自分に自信と誇り、

プライドがあって堂々とふるまっているさま」

 

二つあるという説もあります。

 

テヘンのジ(持)

リッシンベンのジ(恃)

普通はテヘンのでいいですよね!?

 

益々おもしろい大河です。

 

追記

「廃刀令」は1876年(明治9年)に公布。

 

(写真はネットよりお借りいたしました)

 

 

 

コメント (18)
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