風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

2015年ハワイ旅日記(59 )キラウエア火山国立公園はハワイ唯一の世界遺産

2022年01月25日 | 2015年ハワイ旅日記
オアフ島とハワイ島でそれぞれ1カ月、合わせて2カ月間、暮らすような旅をした。

ハワイ島ヒロには2週間滞在した。ヒロを発つ前々日、ホストのダイアナとパートナーのジョンがボルケーノにあるキラウエア火山国立公園(ハワイ火山国立公園)に連れてってくれた。



雨の中、ジョンの運転でドライブを楽しむ。同火山国立公園までは遠く、トイレ休憩を兼ねてアカツカ・オーキッド・ガーデンに立ち寄った。美しいランに心癒された。

☆☆☆

長距離ドライブを堪能した後、同火山国立公園に到着した。ここはハワイで唯一、世界遺産に登録されている。1983年から噴火を続けているキラウエア火山は、世界で最も活発な火山として有名。火口から流出した溶岩が海岸線を少しずつ押し広げるなど、生きた火山活動を目の当たりにできる。


キラウエア・ビジターセンターでは、ミニシアターで公園の基本情報を見たり、水筒や絵葉書などお土産を購入した。

キラウエアカルデラの展望台からは、遠くに水蒸気を吹き出す光景が眺められた。(キラウエアは噴き出すの意味)



ハワイ神話に登場する火山の女神ペレは、ハワイの神々の中で最も有名。炎や稲妻、ダンスなどを司り、美しく情熱的だが気が荒く嫉妬や怒りから人々を焼き尽くすとして畏怖の対象に…。



過去40年間に30回以上噴火している活火山。今も続いている。(この写真は絵葉書から)





溶岩に覆われた広大な平原が広がる。爆発の熔岩で木が空洞になり、岩石化している。




白い立ち枯れの木々が林立する異様な世界。岩と岩の隙間から緑の芽生えもある。




木が茂り、花をつけている、力強い風景…。自然の生命力、威力に目を見張った。


そして、蒸気を出し続ける火山口。白い蒸気は地下水が高温のマグマに触れて熱されたもの。

500年前に形成されたサーストン・ラバ・チューブ。爆発で熔岩が流れてできたトンネルだ。この溶岩トンネルの中を歩いた。(1周550メートル)

鬱蒼とした熱帯雨林の散策も楽しんだ。遠く白煙を上げる火山口が小さく望めた。歩いている人の姿もかすかに見られた。


【ハワイ火山国立公園】
(Hawaii Volcanoes National Park)は、世界一活発な活火山のある広大な公園。ハワイ島南東部のヴォルケーノにあり、1987年世界自然遺産に登録された。

開園時間=24時間、365日オープン。ただし火山の状況により立ち入り禁止になるエリアも。 ビジターセンターは朝7:45か~夕方5:00まで。入園料=レンタカーや自家用車は、車1台でチケットが1枚必要。7日間出入り自由で、何人乗っていても10ドル。徒歩・自転車は1人あたり5ドル(7日間有効)。電話=(808)985-6000
    
☆☆☆

2018年9月の歴史的大噴火の様子が日本でも報道されましたね。700戸以上の住宅が破壊、大勢の住民が避難生活を強いられました。

2021年9月にも噴火が起こりましたが、避難する必要はなかったようです。






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