新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

ドラマ「火怨・北の英雄 アテルイ伝」にはがっかり

2013-01-11 23:52:12 | テレビ番組

昨年末からNHK一所懸命に番宣していた番組が二つありまして、一つは綾瀬はるか主演の大河ドラマ「八重の桜」で、もう一つが、大沢たかお主演のBS時代劇「火怨・北の英雄 アテルイ伝」でした(主演2人の組み合わせ、否応なく「JIN -仁-」を思い出します)。


130111_1_01 私は「八重の桜」に勝るとも劣ることなく「火怨・北の英雄 アテルイ伝」に期待しておりました
なにせ、私には蝦夷(えみし)が流れていると信じていますから(ただし、根拠なし…
原作の高橋克彦「火怨 北の耀星アテルイ」を読んでいますしねぇ。


しっかと自宅のブルーレイ・レコーダーで録画予約しておいて、きょう、帰宅すると早速見始めたのですが…。


のっけから違和感が…
なんで東日本大震災に絡める?
出演者の方言がかなぁ~り不自然


と、一気にテンションがダウン


そして、本編に入ればなんとかなるかと思いきや、、、、、


冒頭に輪をかけて酷い


脚本演出も、昔見せられた「小中学生用の教育ドラマ」レベルのデキ…
ものの10分ほどで見続けるのが鬱陶しくなってしまいました
語弊があるかもしれませんが、めったにドラマを作る機会のない地方のTV局「開局●●周年記念」とかなんとかで背伸びして制作したドラマみたいな感じです。


今現在、ブルーレイ・レコーダーには「火怨・北の英雄 アテルイ伝」第1回が残っているんですけど、どうしましょうか…


とりあえず通して観て、それから録画を続けるか、さっさと録画予約をキャンセルするかを決めることにします。

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秀麗無比なる…

2012-08-25 22:31:47 | テレビ番組

きょうは8月の第四土曜日でした。
「8月の第四土曜日」といえば、、、、大曲の花火です

去年に引き続き、NHKBSプレミアムでの生中継を観ました。

いやぁ~、バコバコ打ち上げるだけ巷の「花火大会」と違って、「全国花火競技大会」と名乗るだけに、コンテストならではの緊張感に満ちていて、かつ、競技の合間にはエンタテインメント性豊かな花火も観られて、やはり凄い

120825_2_02 しっかとBlu-ray Discレコーダーで録画して、レーベルも作成済みです

さて、タイトルの「秀麗無比なる…」、判る人は「あぁ、あれか…ですが、判らない人にはさっぱり意味不明でしょう。

大曲の花火のお約束、フィナーレの「尺玉30連発」のBGMとして流れる「いざないの街-秋田県民歌-」にフィーチャーされている「秋田県民歌」の歌い出しが、「秀麗無比なる鳥海山よ」なのです。

成田為三作曲の「秋田県民歌」は、なんとも素晴らしいメロディーラインで、相当な名曲だと私は確信しています。

1年振りに「秋田県民歌」を聴いて盛り上がってしまった私、私が「秋田県民歌」を知るきっかけになった吹奏楽と合唱のための楽曲「大いなる秋田」(私も演ったことがあります)のCDはなかろうかと捜してみました(実家にはアナログ盤があります)。

すると、あった

合唱とブラスのための楽曲「大いなる秋田」 合唱とブラスのための楽曲「大いなる秋田」
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2002-11-20

しかも、知人の名前がクレジットされている…

思わず購入してしまった私でした(「知人の名前がクレジットされているから」ではなく)。

   

NHK BSプレミアムの生中継が終わったら、「5分でわかる"はつ恋"」が始まりました

明日行きますよぉ~、田貫湖

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写真家・比嘉康雄さんが気になる

2012-06-03 19:04:03 | テレビ番組

昨夜、「沖縄旅行最終日は降ったり止んだり(その1)」を書きながら、「いつだったか、NHK 日曜美術館沖縄の神事を撮影した写真家が取り上げられたことがあったけ…と思い出しました。


昨夜はかなりビールの酔いが廻っていましたので、きょう、ライブラリーを捜してみると、、、ありました


120603_1_01 2010年12月12日放送の「沖縄 母たちの神―写真家・比嘉康雄のメッセージ―」


さっそくBDを観ました。


いやはや、沖縄旅行の前にもう一度観ておけばよかった…とつくづく思いました
番組HPから転記しますと、


神の島と呼ばれた沖縄・久高島をはじめ、島々に息づく“まつり”の世界。人々は昔から、海のかなたから神がやってくると信じ、神とのつながりを大切に生きてきた。そんな島の精神を記録し続けた人がいる。 10年前に世を去った沖縄の写真家・比嘉康雄(1934-2000)。久高島・イザイホーや宮古島のウヤガンなど、いまでは失われた祭祀(さいし)を撮影、えもいわれぬ神々しさで、沖縄の心のルーツに深く迫ろうとした。


で、番組は、1978年に行われた最後のイザイホーの様子(動画)を含めて、今となってはかなり興味深い内容でした。
記憶ではまだ新鮮な沖縄県立博物館・美術館とか斎場御嶽(せーふぁうたき)が登場しますし…
これを観てから沖縄に行っていたら、また違う印象や感慨を抱いたかもしれません。


さらに「繋がる」事実が明らかになりました。


昨年7月、私は年休をとって静岡県長泉町にあるクレマチスの丘に行き、3つの美術館をハシゴしたのですが(記事はこちら)、訪れた美術館の一つ「IZU PHOTO MUSEUM」では、私が観た「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」 の前は「母たちの神?比嘉康雄展」が開催されていたとな


120603_1_03


このときの図録を入手できないものかと思ったら、

120603_1_02a

ご好評につき売り切れました。


ですって…


そこで、Amazonで捜すと、見事に見つかったものの、


母たちの神―比嘉康雄写真集 母たちの神―比嘉康雄写真集
価格:¥ 3,680(税込)
発売日:2010-12

120603_1_04


中古品(古本)しかなく、しかも価格が、参考価格¥3,680に対して


中古品: ¥19,984より


とな

これでは手が出ません…


さらに捜すと、見つかりました


120603_1_05


さっそく注文したのはいうまでもありません

メーカー取り寄せ」に若干の不安を覚えつつも、まぁダメモトで…


   


ところで、上にリンクを貼った「IZU PHOTO MUSEUM」「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」のサイト、冒頭をど~んと飾っている杉本博司さんの「横浜写真 明治20年代」、この富士山の写真は、NHKドラマ10「はつ恋」のエンドタイトルで流れている田貫湖からの眺めではなかろうか…


ある程度予想されたその後の顛末:2012/06/21 楽天ブックスからの2通のメール

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順不同の大阪&奈良旅行記(その6)

2012-02-09 05:42:57 | テレビ番組

順不同の大阪&奈良旅行記(その5)」のつづきは、タイトルどおり、まったくもって順不同春日大社のお話。


120209_1_01
春日大社の境内を歩いていて、ふと目に留めた灯籠に注目してしまいました。
その灯籠がこちら。


120209_1_02
でもこの写真じゃ、かなり立派な燈籠だというくらいのものかもしれません。
の部分をアップしましょう。


120209_1_03


真ん中に「葵のご紋」が見えます。
これ自体は、「江戸時代には幕府が保護してくれたんだろうな」と、さほど不思議はないのですが、問題は、「葵のご紋」の両側についている菱形が連んでいる


私にとって初めて見る紋で、いったいこれはどういう紋なのだろうか? どんな由来があるのだろうか?と思いました。
そして、この旅行記を書くうちに調べるつもりにしていたのですが…。


それが、昨夜、見事に回答を得ました。
昨夜のNHK「歴史秘話ヒストリアは、「大奥 シンデレラ・ストーリー~将軍の母・桂昌院 元祖『玉の輿』物語~」と題して、徳川五代将軍・綱吉の生母である桂昌院がテーマだったのですが、番組によりますと、桂昌院は、綱吉に世継ぎができないのは功徳が足りないからだと、多くの古寺社に寄進を重ねたんだそうで、寄進を受けた寺社には現在も桂昌院の実家の紋を大事に掲げている由。
その桂昌院の実家の紋が、春日大社の燈籠の笠についていた「九つ目結紋・ここのつめゆいもん」なのですよ


調べる手間もなく疑問が解決して気分の良い私であります

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家と近所だけで過ごした週末

2012-01-15 19:40:42 | テレビ番組

この週末は、久しぶりに家と近所だけで過ごしました。


まず、年末~年始に録り貯めていたビデオをチェックして、消去したりブルーレイディスクにダビングしたり、ブルーレイディスク用のレーベルをつくったりと、これが結構手間がかかります。
当然、じっくりと見入ったりもしますから、ますます時間がかかります。


ふと思い立って録画しておいたウィーン・フィル公式HPには日本語も完備)のニューイヤーコンサート、これが掘り出し物的に楽しかった


以前、父親が毎年ニューイヤーコンサートをビデオに録画していて(って、なぜか作業は帰省した私の担当)、私はどちらかというと鬱陶しいコンサートでした。毎年同じようなプログラムで、よく飽きないものだと、半ば嘲笑気味に…。


ところが、かなり久しぶりにフルにコンサートを観ると、これが何と楽しい
毎年同じようなプログラムで、よく飽きないものだ」なんて、とんでもありません。
いつもと違う曲が演奏されれば、おぉっと思うだろうし、お約束の曲(美しく青きドナウとかラデツキー行進曲とか)が演奏されれば「待ってましたぁ~」だろうし。
きっと、「手拍子しながらラデツキー行進曲を聴かないと正月の気がしない」なんてファンも多いことでしょう。


120115_1_01 そんな風に、認識を改めた今年のニューイヤーコンサート、ブルーレイディスク用のレーベルにも気合いを込めました


1枚余分にダビング&レベールをプリントして、実家にも送ってあげましたとさ


   


ところで、今年のニューイヤーコンサートの最初の曲(プログラム[ドイツ語]はこちら)は、ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウスの「祖国行進曲」でした。ドイツ語だと「Vaterländischer Marsch」、英語訳だと「Fatherland March」。


私、お恥ずかしながら、ドイツ語も英語も、「祖国」を「父の地」と表現するとは知りませんでした。
日本語なら「母国」なのに、そして、「母国語」だと英語でも「mother's tongue」なのに…


この他にもブルーレイ・ディスクにダビングした番組が2~3あるのですが、それは省略します


   


今朝のNHK日曜美術館で「静かなるプロテスト ~反骨の画家 ベン・シャーン~」を観た後、先週の土曜日に神奈川県立近代美術館 葉山(記事はこちら)で買ってきたポスターを、別に誂えたポスターフレームに入れ、壁に取り付けました。


120115_1_02 これくらいのサイズ(B2)だと、見栄えがしますなぁ~


実は、この取付は手間がかかりました。


というのも、この壁はコンクリート壁紙が貼られた構造になっていまして、普通のピン方式のフックは歯が立ちませんし、粘着方式のフックも壁紙のケバケバのせいで使えません。


近所のホームセンターの売り場をウロウロしながら、対応を検討した結果、1cm弱のピンを壁に打ち込むコンクリートフックを買ってきました。
そして、慎重に垂直にピンを壁に金槌で打ち込んで、カバーをつけて完了


うまく行きました


ちなみに、この面と向かい合う側の壁は、石膏ボードに壁紙が貼られているので、簡単にフックをつけられるのですが、こちらで書いたMISIAのポスターを掛けていますので、手出しはできません

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ぼちぼちと関西旅行記(その3:大阪歴史博物館編②)

2011-10-20 23:15:37 | テレビ番組

10月16日の「ぼちぼちと関西旅行記(その2:大阪歴史博物館編①)」のつづきです。


大阪歴史博物館の常設展示は、一気に10階までエレベーターで昇り、一緒に時代もさかのぼっtた「古代フロア」から始まり、エスカレーターで下るたびに、


9階:中世近世フロア
7階:近代現代フロア

と、時代も下ってきます。


111020_1_1


ちなみに、8階は「歴史を掘る・特集展示フロア」として、「ところで…」的な展示が行われていましたが、それはちょいと後回し…


   


9階以下の展示は、インパクトが巨大だった10階の展示に比べればやや小粒ながら、それでも私は充分に楽しむことができました
なにせ、私が好きなジオラマ/模型がたっぷり


とりわけ、9階:中世近世フロアには、現在の大阪のルーツともいうべき大坂本願寺石山本願寺)の御影堂とか(丸太をそのまま使ったかのような魅力的)、


111020_1_2


日本で最初に回り舞台を採用(18世紀半ば)した「角の芝居」とか、


111020_1_3


堂島川に面して中之島にあったという広島藩蔵屋敷とか、


111020_1_4


もう、私は興奮しっぱなしでした。


広島藩蔵屋敷のジオラマは、まだまだ改良の余地がたっぷりあると思いますが、それでも、蔵屋敷広大さが感じられたり(蔵屋敷というものが、これほど大規模なものとは思いもよりませんでした)、厳島神社の分社が祀られていることに感じ入ったりと、元広島県民の私としては感慨深いものでありました。


111020_1_5 また、ジオラマ以外でも、文楽人形を操作できるコーナーがあったり(右の写真は、左手で「う~む……」を表現しつつ、右手でデジカメのシャッターを切った労作です)、、、、、、、と、ここでひとっ風呂浴びてTVを見ると、、おわぁ、ブラタモリをやってる


って、アンコール放送だ…


今夜は「新宿~水道編~」の再放送ですな(初回放送も観ました)。


東京の水道といえば、数ヶ月前の帰宅時、光が丘~土支田辺りの笹目通りの内回り(上り?)で、水道工事が行われていまして、なんともかわいらしいバルーンライトが光り輝いていました。

それは、「水滴くん型バルーンライト」だったようです。

と、いつの間にやら、話の流れが違う方向に向かっているようですので、今夜はこのあたりでお終いにします…


つづき:2011/10/22 ぼちぼちと関西旅行記(その4:大阪歴史博物館編③とか)

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胸を張れる技術、無いことにしたい不都合

2011-07-25 06:20:48 | テレビ番組

昨夜、NHKスペシャル「東京スカイツリー 世界最難関への挑戦」を観ました。
「目からウロコ」の話が満載で、かなり好奇心を刺激されました。
そして、深く感じ入ったのは、日本の技術力。それも単体の技術力ではなく、いろいろな分野の技術を組み合わせて、突発のできごとにも対応していく緻密でしなやかな技術力でした。

その一方で、中国の鉄道事故ときたら…。
「落雷による車両停止」で説明が通るものでしょうか? 車両単体が落雷で停車することがあったとしても、後続の列車を停止させるシステムは?????
他人のふんどしに刺繍を施して」相撲をとっていながら、「世界最先端の自主開発技術」を豪語する中国の鉄道技術の底の浅さっつうか、スカスカぶり(オカラぶり)が露呈された感があります。
しかも、あれほどの大事故が起きながら、人民網は知らんぷりだし、

110725_1_1

asahi.comに載った「事故車両の運転席、当局が現場の穴に埋める 中国脱線」と題する記事によれば、

空が明るくなり始めた午前6時ごろ、7台のショベルカーがすぐ横の野菜畑に穴を掘り始めた。深さ4~5メートル、幅も約20メートルと大きい。午前7時半過ぎ、ショベルカーがアームを振り下ろし、大破した先頭車両を砕き始めた。計器が詰まっている運転席も壊した。そして残骸を、廃棄物のように穴の中に押しやってしまった。

だとか。
誰がどんな理由でこんな信じられない作業をさせたのでしょうか?
そして、どう落とし前をつけるつもりなのか?
失敗を分析して改善につなげるよりも、メンツが大事?

もっとも、都合の良い想定をもとにした日本の原子力発電所の安全基準も似たようなものかもしれません

出勤前の慌ただしい時間にいろいろと感慨にふける私であります。

【追記】いやはや、驚きました。っつうよりも、あきれかえりました。
まだ原因が判明していないというのに、事故からわずか1日半で中国の高速鉄道が運転再開ですと

NHKのニュースで、高架の側壁が壊れ、残骸が転がったすぐ隣を運転再開した「和諧号」が走るシーンを見て、「和諧」の「」は「諧謔」の「」のことかもしれないと思い至りました。

何十人も亡くなった方がいらっしゃるのに、不謹慎かもしれません。
でも、この期に及んで、中国鉄道省の報道官が、「技術には依然として自信がある。先進的だ」とおっしゃる(こちらをご参照方)のですから、やはり、これは「諧謔」でしょう。
いや、「諧謔」と言うにはブラック過ぎる…

失敗の原因を徹底的に分析して、改善して、歯止めをかけるのは「技術」の基本ですなのですが、この基本は、中国では通用しないようです。
asahi.comこちらの記事に書かれた、温州南駅で高速鉄道の切符を買った男性のコメントを読むと、言葉をなくします。

脱線事故の原因は落雷、とニュースで見たから乗ろうと思った。後続車がなぜ追突したかは知らないが、中国ではすべて公表されないので仕方ない

常識が違うと言えばそれまでです。(2011/07/25 21:45)

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私のクルマは「地デジ化 未了」

2011-07-21 08:12:31 | テレビ番組

きのう、台風が来るかもしれないというので、職場のテレビを買いに行ってきました(これまで自社専用のテレビがなかった)。
事前に、購買担当の人に、家電量販店の法人営業へ価格や在庫を問い合わせてもらったところ、一番の売れ筋という32型のテレビは、その量販店の他の営業所も含めて、在庫ゼロ
結局、在庫が1台だけ残っていたという26型の国産テレビ(BSデジタルにも対応。ただし職場にはBSアンテナがない…)を買ってきました。

自宅の「地デジ化」が今年3月の「家電エコポイント駆け込み」で完了(記事はこちら)していた私、テレビの相場観がすっかり薄れていまして、5万円も出せば(そして在庫があれば)32型のテレビが買えるくらいまで価格が下がっているとは知りませんでした。
今年3月の時点では、

5万円程度で買える他の20型はBSデジタル非対応だし、BSデジタル対応モデルはサイズを落としても7万円前後もします。
結局、何も買わずにとぼとぼと帰宅しました

だったというのに、なんとも恐ろしい価格低下のスピードです(家電エコポイントの終了が価格低下のきっかけだったらしい)
地デジ完全移行へ最後の商戦 家電量販店もメーカーもうまみ少なく」と題したSankei Bizの記事によれば、

24日の地上デジタル放送への完全移行(岩手、宮城、福島の3県除く)があと3日に迫り、薄型テレビが“特需”に湧いている。家電量販店ではテレビ売り場の在庫が一掃され、品薄状態が続く。ただ、単価下落は続いており、販売店にとってうまみは少ない。メーカーも出荷数の増加が利益に直接結び付かず、「いくら作ってももうからない」(大手)状態に陥っている。

として、

過当な価格競争はメーカーにも大打撃を与えている。国内シェア首位のシャープは平成22年度、テレビ事業で何とか黒字を死守したものの、片山幹雄社長が「勝っても赤字の市場では戦わない」と言い切るように、もはや大きな収益事業とは位置付けていない。
ソニーの事情も深刻だ。テレビ事業は16年度から7年連続で赤字を計上。今期も東日本大震災の影響などで黒字転換は難しいと見込む。パナソニックも、22年度のテレビ販売台数は2023万台と過去最高を記録したが、テレビ事業は3年連続で赤字だった。

だそうで、まさしく「利益なき繁忙」ってヤツです。

商品を開発する人、生産する人、販売する人(他に管理・物流担当の人)の働きや苦労に見合った価格や商品の価値に見合った価格と、販売価格とのギャップが広がっています。
安く買えた」と喜んでいる消費者にしても、こんなデフレが続けば、日本経済がガタガタ&スカスカになって、自分の仕事や収入にも影響してくることでしょう。
やはり、「安ければいいのか?!」(こちらの記事のタイトル)と疑問を呈したい私です。

   

家のテレビ&レコーダーは地デジ化が完了した私ですが、TV付きナビを積んでいる愛車はどうかといいますと、

110721_1_1

です…(元ネタはこちら

もともとクルマの中でテレビを見ようと思ったことがほとんどない私にとって(例外中の例外はこのとき)、今のナビだってパッケージとしてテレビ(アナログ)がついていたというだけの話。
私が今のクルマを買った4年前にも、オプションで「地デジチューナー」がありました。でも、

110721_1_2

「取付費・消費税込み」で123,900円
いつ・どこで使うあてもなく、必要性も感じられない地デジチューナー12万円以上も払えますか

110721_1_3さすがに今は車載用地デジチューナーの価格もこなれているようですが、それでも取付費を考慮すれば4万円はかかるでしょう。
ほぼ毎日3時間以上運転するようになった愛車とはいえ、やはり、クルマの中でテレビを観たいシチュエーションは想像しがたく、愛車の地デジ化は見送りデス

ところで、帰宅時、車内にいくつものテレビ(ディスプレイ?)をつけているクルマを見かけました。
運転席付近に3つくらい、そして、後部座席に向けて、5型くらいの小さなディスプレイが左右にそれぞれ3つくらい取り付けられているのですよ。
まるでテレビ局の副調整室の風情…
う~む、、、この方の嗜好が理解できない…

ちなみに、道路交通法 第71条(運転者の遵守事項)にこんな規定があります。

五の五  自動車又は原動機付自転車を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと

つまり、クルマが止まっているときや緊急の場合を除き、携帯電話を操作・通話したり(ハンズフリーを除く)、ナビや車載テレビを注視してはいけないことになっています。でも、「注視はダメだけれど、チラ見は可」と解釈できますな

私のアナログテレビ付きナビは、メーカーオプション品ですので、走行中のナビの操作機能・表示機能は限定されていますし、テレビはギアを「N」か「P」に入れてサイドブレーキをかけないと画面が映りません。

同乗者用」という触れ込みで走行中でも車載テレビを観られるようにするキットが販売されていますが、そんなものを買ってまで、テレビを観たいとは思わない私であります。

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きょうの日曜美術館の「アートシーン」は魅力たっぷり

2011-07-10 22:11:52 | テレビ番組

帰宅して、予約録画しているNHKの日曜美術館を観ると、ありゃま、今週は「アンコール放送」ということで5月15日に放映された「夢の国芳 傑作10選」…。
これは初回放送分をBlu-rayディスクにダビング済みです。

ちょいとがっかりして(番組のHPを見れば簡単に判ることではありますが)、アートシーン(展覧会情報)を観ると、これがまた…
行ってみたいと思う展覧会がズラズラと…

国立新美術館で開催中の「ワシントンナショナルギャラリー展」(9月5日まで)は絶対に行くとして、九州国立博物館で開催中の「よみがえる国宝」展(8月28日まで)は「東博のパスポートで観られることだし、太宰府まで行ってみようか」と観覧料と交通費の軽重が吹っ飛ぶような気にさせてくれるし(源頼朝像を観たい)、静岡県長泉町の3つの美術館で開催中の展覧会(ベルナール・ビュフェ美術館の「東海道五十三次 広重から現代作家まで」、ヴァンジ彫刻庭園美術館の「東海道 新風景 山口晃と竹﨑和征」、IZU PHOTO MUSEUMの「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」)は本気でハシゴしたい気分だし、「かんさいいすなう」を開催中のアサヒビール大山崎山荘美術館と「名和晃平展」を開催中の東京都現代美術館にも久しぶりに行きたい

こうなったら、平日休みを駆使して美術館巡りを決行してみましょうか

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「JIN-仁-」完結編をBlu-rayディスクにダビング

2011-06-29 22:12:11 | テレビ番組

Blu-rayディスク・レコーダーに録り貯めていた「JIN-仁-」完結編の全編をBlu-rayディスクにダビングしました。

前シリーズは、全編を「片面一層」のBlu-rayディスク4枚にダビングしたのですが、今シリーズ全編は「片面二層」のBlu-rayディスク2枚に収録できました

前シリーズも今シリーズもワンクール=11回の放送だから、ディスクの容量が2倍ならば、枚数は半分ですむだろう」と考えるのは浅はかっつうやつで、シリーズの中に「拡大版」が挟み込まれるものですから、コトは単純ではありません
でも、結果的には、「片面二層」のBlu-rayディスク2枚に収録できたわけで、めでたしめでたしデス

そんでもって、例によって、ラベル(ディスクに直接印刷しました)を自作しました。

110628_1_1

いかがでしょうか?

何話だったか、「地震速報」のテロップが入ったりしているのですが、これもまぁ、「そうか、こんな時期に放送されていたんだ…」という時代感までも収録できたと言えないこともありませんな…

なにはともあれ、私のBlu-rayディスクコレクションに「お宝」が一つ増えました

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