新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

ふと思い立って浅草 #1

2020-10-11 21:01:04 | タウンウオッチング

どういういきさつなのかよく判りませんが、ふと思い立って浅草まで出かけてきました。
取り立てて目的もなく、こんなルートで…。

自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線赤羽駅⇒上野東京ライン上野駅⇒銀座線浅草駅⇒徒歩浅草 (浅草寺→浅草神社→六区ブロードウェイ→かっぱ橋道具街→昼食)⇒徒歩田原町駅銀座線上野駅⇒徒歩東京国立博物館⇒徒歩上野駅上野東京ライン赤羽駅埼京線最寄り駅⇒徒歩⇒自宅

浅草に行くのは初めてではありませんでしたけど、以前出かけたときは、仲見世を通って、そして、浅草寺浅草神社にお参りしただけで、よくよく考えると、その他は、ほとんど土地鑑が無い

というわけで、街頭の案内図やスマホの地図アプリを使って、歩き回ってきた次第です。

久しぶりの銀座線・浅草駅は、日本最古の地下鉄駅とは思えないほど明るくかつキレイで、あれぇ イメージと違う って感じ…。
以前は、天井が低く薄暗かったのにねぇ…

そして、地上に出ると、、、、

雷門こと風雷神門

あれまぁ、青空

そして、けっこう観光客がいます
「コロナ禍で観光客が激減」というTVニュースで、散々、閑散とした雷門前の様子を見せられたこちからすれば、かなり人出が戻っている感じです。

でも、帰宅してからこのブログのバックナンバーをみると、私にとって10年ぶりの浅草(記事はこちら)で、10年前は、ハンパない人出でした

あのときに比べると、人出はかなり少なくて、仲見世シャッターを閉めたままのお店がチラホラ…。
もっとも、外国人観光客しか買わないようなお土産品がメインのお店だと、今のように日本人だらけの状況では商売が厳しいのでしょうね…

ところで、浅草の象徴ともいえる雷門、正式には「風雷神門」という名前で、左で雷神、右で風神浅草寺お守りしているのですが、なぜか略されてしまう風神不憫です

「雷門」大書きされたちょうちんにも、境内側には「風雷神門」と書かれているのですけど、

やはり風神不憫です…

それはそうと、ちょうちんがキレイ

それもそのはず、ちょうちんにも書かれているとおり、今年4月新調されたばかり

こちらの朝日の記事によれば、

東京・浅草のシンボル、浅草寺の雷門に下がる大提灯(ちょうちん)が7年ぶりに新調され、(4月)17日に掛け替えられた。これまではほぼ10年ごとに作り直されてきたが、昨年の台風などで劣化が進み、東京五輪も控えていたことから時期を早めた

だそうです。

このちょうちんは、松下電器産業(現・パナソニック)の創業者の松下幸之助さん寄進されたもので、ちょうちんの下の金具にも記されています。

ということは、ちょうちんメンテナンス費用は、松下家が持っているんでしょうね、K.I.T

そうそう、このちょうちん底部の彫刻見事です

金龍山浅草寺というくらいですから、がつきものです

   

さて、10年前に比べれば、これでも「閑散」といってもよい仲見世を抜け、

宝蔵門(仁王門)をくぐり、門の境内側の大わらじを鑑賞

この大わらじについて、説明板がありまして、転記しますと、

この大わらじは、山形県村山市の奉賛会によって奉納されている。延べ人員800人、一カ月をかけて制作されたものである。藁2600キログラムを要し、大変な労力が必要で、まさに信心の結晶といえる。昭和16年(1941)の奉納を最初に、宝蔵門再建後は、約10年に一度作られている。全長は4.5メートル。
わらじは、仁王さまのお力を表し、「この様な大きなわらじを履くものがこの寺を守っているのか」と驚いて魔がさっていくといわれている。また、健脚を祈ってこのわらじにふれていく人もいる。

で、現在のわらじ8代目で、2018年に寄進されたものだとか…。

そして、本堂にお参り
10年前は「平成本堂大営繕」の真っ最中で拝見できなかった本堂

今回は観ることができました。

でも、本堂の内部では天井画修復が行われていて、天井には養生幕が張られていました。

そしてそして、おみくじをひくと、

「吉」

10年前も「吉」でしたっけ…

「吉」といえば、「中の中」といった風情ですが、

若逢候手印 
好事始総々

もしこうしゅのいんにあわば
こうじはじめてそうそう

と、中の中から下がるのではなく、「」の御託宣で、よかよか

というところで、#2につづきます。

つづき:2020/10/19 ふと思い立って浅草 #2 

コメント
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