山崎育三郎「俺は流れ者」
あざみの歌(昭和24年)藍川由美 Cover
花を見る度に、古い(多分、我が母の時代ではないか?)歌を思い出す。
オルガンを弾きながら、今は亡き母は、幼い私に歌を歌って下さった。
幼い頃の思い出は、いろいろな事柄(特に花を見た時)から立ち上がってくるようです。
童謡・唱歌: ♪大黒さま 歌:beni9jyaku(紅孔雀)
子供の頃、父と「蒲の穂」が茂る川べりの道を歩いたことがある。
父は少年のようにずんずん歩いている
父のズボンには容赦なく「蒲の穂綿」がつく
家の縁側で父のズボンの穂綿を摘み取りながら、私は父に訊ねた。
「蒲の穂綿って、からだの傷を治せるの?」
「傷は治せない。白い穂綿と白うさぎの体毛が似ているだけだ。」
「そうしたら、傷ついたからだに穂綿がついたら、ヒリヒリ痛いでしょ?」
「そうだなぁ~。」と父は答える。
聴きたいことは尽きないが、小さな私は黙り込んだ。
詩には嘘がある。嘘が歌い継がれていた。
美しいメロディーと嘘のお話。
不器用に言葉を歩かせて、ここまで詩を書いてきた。
歩き疲れてしまった。
今年も蒲の穂が飛んでいる
飛び立ってごらん。私のことば。
文鳥2ヶ月 ぐぜりはじめました
ぐぜりとは、若鳥がさえずりを学習する過程で鳴く不完全なさえずり(サブソング subsong) のこと。
同種や異種の鳴きまねなどを取り混ぜてグチュグチュ取り留めなく鳴くこともあります。
春先には、前年にさえずっていた成鳥もぐぜりながら練習をして、正しいさえずりを歌うようになるそうです。
「笹鳴き」とも言うそうです。
世界の歌(夢路より)ピアノメロディ付
大好きだった叔父が昨年末に亡くなって、従弟が会場に流した音楽がこれでした。
従弟のやさしさも伝わってきました。
わたしが子供を育てる頃から、いつも口ずさんでいた歌でもありました。
大好きだった叔父が昨年末に亡くなって、従弟が会場に流した音楽がこれでした。
従弟のやさしさも伝わってきました。
わたしが子供を育てる頃から、いつも口ずさんでいた歌でもありました。