Lilies of the Field - Amen
Lilies of the Field - Part 4 of 9
製作 ラルフ・ネルソン
監督 ラルフ・ネルソン
脚本 ラルフ・ネルソン / ジェームズ・ポー
原作 ウィリアム・E・バレット
撮影 アーネスト・ホラー
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
製作年:1963年・アメリカ
《キャスト》
ホーマー・スミス:シドニー・ポワチエ
キャンプ用具を積み込んだステーション・ワゴンで、きままな旅をしていたスミスは旅の途中で出会った尼僧たちに一杯の水を求めた。
たったそれだけのはずだった。しかし……
尼僧たちは東欧からベルリンの壁を命懸けで越えて来て、この荒れたアリゾナ砂漠に教会を建てようとしていたのだ。
そして彼こそ神が遣わした使徒だと言う。懸命に否定するスミスだったが、強引な院長に押し切られて教会の建設を引き受けてしまう事になった。
金も材料も人手も無い状況に町の人々は否定的だったのだが、彼の孤軍奮闘する姿に町の人々も心動かされていく。
やがてこの友情と信頼にささえられて教会は完成した。修道女たちが霊歌を歌うのを後に、スミスはステーション・ワゴンで静かに遠ざかっていった。
スミスは教会完成によって、自分の手によって1つのことを成し遂げることの幸福が、彼のこれからの旅の意味を持ったということ。
エーメン エーメン♪ シドニー・ポワチエはとってもステキ♪
一番面白かったこと。聖書とは便利である。
マリアとスミスとの会話の応酬で、引用されるのは聖書の言葉だった。
「野のユリ」と言うタイトルは「マタイの福音書6章25~34節」から引用されたもの。
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だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、
また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。いのちは食べ物よりたいせつなもの、
からだは着物よりたいせつなものではありませんか。空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。
けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。なぜ着物のことで心配するのですか。
野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、
ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。
信仰の薄い人たち。そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、
異邦人(神を信じない人)が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。
Lilies of the Field - Part 4 of 9
製作 ラルフ・ネルソン
監督 ラルフ・ネルソン
脚本 ラルフ・ネルソン / ジェームズ・ポー
原作 ウィリアム・E・バレット
撮影 アーネスト・ホラー
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
製作年:1963年・アメリカ
《キャスト》
ホーマー・スミス:シドニー・ポワチエ
キャンプ用具を積み込んだステーション・ワゴンで、きままな旅をしていたスミスは旅の途中で出会った尼僧たちに一杯の水を求めた。
たったそれだけのはずだった。しかし……
尼僧たちは東欧からベルリンの壁を命懸けで越えて来て、この荒れたアリゾナ砂漠に教会を建てようとしていたのだ。
そして彼こそ神が遣わした使徒だと言う。懸命に否定するスミスだったが、強引な院長に押し切られて教会の建設を引き受けてしまう事になった。
金も材料も人手も無い状況に町の人々は否定的だったのだが、彼の孤軍奮闘する姿に町の人々も心動かされていく。
やがてこの友情と信頼にささえられて教会は完成した。修道女たちが霊歌を歌うのを後に、スミスはステーション・ワゴンで静かに遠ざかっていった。
スミスは教会完成によって、自分の手によって1つのことを成し遂げることの幸福が、彼のこれからの旅の意味を持ったということ。
エーメン エーメン♪ シドニー・ポワチエはとってもステキ♪
一番面白かったこと。聖書とは便利である。
マリアとスミスとの会話の応酬で、引用されるのは聖書の言葉だった。
「野のユリ」と言うタイトルは「マタイの福音書6章25~34節」から引用されたもの。
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だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、
また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。いのちは食べ物よりたいせつなもの、
からだは着物よりたいせつなものではありませんか。空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。
けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。なぜ着物のことで心配するのですか。
野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、
ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。
信仰の薄い人たち。そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、
異邦人(神を信じない人)が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。