紫陽花の季節
そして、ドクダミはひっそりと咲いています。
そして、梅雨明けは何時ですか?
雨ばかり降っています。花たちは生き生きとしています。
ゼニアオイ
コマツヨイグサ
雨期の女王さま。咲きはじめました。
ドクダミ、一輪みつけました。
ワルナスビ。どなたが付けたお名前でしょう?
永い間、電車に乗っていないなぁ……。友人にも会っていない。リモートだけ。
病人との暮らし、その上コロナ。
近所の野花に出会うだけ。まぁまぁかな?
ヒルザキツキミソウ
ヒルガオ
ジシバリの横顔
ジシバリの真顔。
退屈な東京の夜にホテルですること
Things to Do on a Boring Tokyo
Night in a Hotel
1 ひとりで夕食をとるんだ
いつだってそれはおもしろい
2 あてもなくホテルの中を歩きまわるんだ
大きなホテルだからね、あてもなく
歩きまわる空間がたっぷりあるわけだ
3 エレベーターであがったりおりたりするんだ
まったく理由もなしに
あがってゆく人は自分の部屋に行く
ぼくは行かない
おりてゆく人は外に出かける
ぼくは出かけない
4 ぼくはホテルの内線電話でぼくの3003号室に
電話して長いあいだ馴らしっぱなしにして
おこうかと本気で考える それからぼくはどういう
場面にいていつ戻ってくるのかなと思う 戻ったら
ぼくに電話してくれるようにというメッセージを
受付においてくるべきだろうか?
東京 一九七六年六月六日
## 孤独だったのか?いたずらっ子だったのか?
朝日ののぼる国------サヨナラ
Land of the Rising Sun
ぼくたちは日本の夜から飛んできた
東京の羽田空港を
四時間前、六月三十日午後九時三十分に
飛びたち
そしていま太平洋の上
日本へむかう途中の朝日の中に
跳びこんでゆく
日本ではまだ暗やみがよこたわり
太陽がやってくるまで数時間かかる
ぼくは日本の友人たちのために
七月一日の朝日にあいさつする
かれらが愉快な日を迎えるように
太陽は日本へと
むかっている途中だ
ふたたび六月三十日だ
太平洋上の
日付変更線をよこぎって
故郷アメリカにむかっている
こころの一部は日本に
おいたまま
## 彼は、不思議の時間を通過した?
ブローディガンの優しさが日付変更線を通過してゆく。
太陽とすれ違い、交差しながら。
私は、思わず地球儀を頭のなかで回転させてみた(笑。)
福間健二さんの翻訳が素晴らしく、とても楽しかったです。
(1992年9月1日初版 1999年6月1日第二刷 思潮社刊)
かつての戦時下に生まれたが、筆者は記憶にないあの時代を記した母親のノートから、
その満州での足跡を辿る。こうして「敗戦国」の困難な時代の波を生き抜いた家族を確認する。
筆者はその時4歳。その弟は新京から葫蘆島に辿り着く前に亡くなった。
父親は別の困難(ソ連抑留)のなかにいた。
そして語り継ぐ。それが人間の本当の歴史となるのだ。
藤原てい氏の自伝小説「流れる星は生きている」もその一冊だろう。
「新京」から「葫蘆島」への困難な移動は、多分同じだったろう。
我が家族も、敗戦から一年後に同じコースを辿っているが、その時期には
「引揚団」という組織的な動きが具体化された時期に入っていたようだ。
ほとんど、海路はアメリカのお世話になったようだが……。
私が「戦争」をテーマに書いた詩を合評会に提出した時、「またか……」と
言われたことがある。
私は沈黙した。仲間も沈黙した。こうした状況はどこにでもある。
それでも、託された者は書き続け、語り続けるのだ。
梓陽子さんの母上が残されたノートは、どんな歴史書よりも尊い。
そして、偽りのない歴史証言となるのだ。
このご本を送って下さった友人K・Aさんに深く深く感謝いたします。
2021年4月16日(九条の会中原区連絡会発行)
野花に関する知識もないままに、カメラに凝ってしまったので、苦労しています。
間違っていましたら、ご指摘くださいますようお願い申し上げます。
スズメノテッポウ
ジシバリ
マツバウンラン
アメリカフウロ
ヤブジラミ
トキワツユクサ
ブタナ
よろしくお願いいたします。
連休中につき、駅前のショッピングモールに行けない。コロナが怖いので。
大型マーケットに行くのを諦めて。
仕方なく、徒歩15分のスーパーマーケットまで、カメラ散歩を兼ねて出掛ける。
収穫はわずかな写真だけでした。
桑の実
食べられるようなものではないけれど、一応サクランボです。桜の花は見事でしたが。
ポピー
タツナミソウ
ニワゼキショウ。こんな色のお酒も買いました。こっそりと飲んでいます。以上です。
春を迎える度に、沢山咲いていたシロツメクサとアカツメクサが減ってきている。
その犯人はこの「ヤセウツボ」たち。年毎に増えてくる。
そのうち詰草たちが全滅するのではないか、と心配しています。
ヤセウツボは、詰め草の根に寄生して、養分を取り上げてしまうのです。
この「ヤセウツボ軍団」は「詰め草」ともに、外来種ですが。
果たして詰め草は生き残れるのでしょうか?