ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

春は多忙なり?

2019-04-23 16:03:49 | Stroll

春は日毎に花が咲きます。空にも地にも、いっぱい⁉

ハナミズキ

ヒメジオン

スズメノエンドウ(カラスノエンドウよりもお花が小さいのですね。なるほど。)

ウマゴヤシ

キュウリグサ(一番好き。一番小さい。)

ノヂシャ

ムラサキツメクサ

アメリカフウロ(咲き始めました。)   以上、春のご報告でした。


もみじの花

2019-04-15 22:11:39 | Stroll

病人との生活が続く。一人の外出は月一度の同人誌の仲間たちとの合評会だけ。

そろそろ、咲く頃かしら?春になるとわずかに楽しみがある。近所だけですが・・・・・・・

もみじの花に逢いにゆく。まだ蕾でした。


ゆずり葉

2019-04-12 21:34:44 | Poem

 


「ゆずり葉」      河井酔茗
 
 
子供たちよ。
これは譲り葉の木です。
この譲り葉は
新しい葉が出来ると
入り代わつてふるい葉が落ちてしまふのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちを譲つてー 。
子供たちよ
お前たちは何を欲しがらないでも
凡てのものがお前達に譲られるのです。
太陽の廻るかぎり
譲られるものは絶えません。
輝ける大都会も
そつくりお前たちが譲り受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれどー 。
世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持つてゆかない。
みんなお前たちに譲つてゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造つてゐます。
今、お前たちは気が附かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のやうにうたひ、花のやうに笑ってゐる間に
気が附いてきます。
そしたら子供たちよ。
もう一度譲り葉の木の下に立って
譲り葉を見るときが来るでせう。
 
 
近所の小学校では新学期。
上級生が先頭を歩いて、その後には下級生が列を組んで歩いている光景が見られる。
その道の脇に「ゆずり葉」が、新しい葉をのぞかせています。
小学校の校庭にも「ゆずり葉」があります。
我が子たちも、小学校の教科書で読んだはず。覚えているかしら?、

その木の下では、ウマゴヤシが咲き出しました。