春は日毎に花が咲きます。空にも地にも、いっぱい⁉
ハナミズキ
ヒメジオン
スズメノエンドウ(カラスノエンドウよりもお花が小さいのですね。なるほど。)
ウマゴヤシ
キュウリグサ(一番好き。一番小さい。)
ノヂシャ
ムラサキツメクサ
アメリカフウロ(咲き始めました。) 以上、春のご報告でした。
4本のモミジの樹があります。
1本だけは花が付きません。「男樹」でしょうか?
3本の樹には、開花宣言です。桜が散った後で。
その下にはキュウリグサとミミナグサ。
病人との生活が続く。一人の外出は月一度の同人誌の仲間たちとの合評会だけ。
そろそろ、咲く頃かしら?春になるとわずかに楽しみがある。近所だけですが・・・・・・・
もみじの花に逢いにゆく。まだ蕾でした。
昨日の夕方に、雲のない空にくっきりと・・・
足元には、なんの花だろう?
(追記)この花の名前を教えていただきました。
「ハナニラ」です。ありがとうございました。
「ゆずり葉」 河井酔茗
子供たちよ。
これは譲り葉の木です。
この譲り葉は
新しい葉が出来ると
入り代わつてふるい葉が落ちてしまふのです。
これは譲り葉の木です。
この譲り葉は
新しい葉が出来ると
入り代わつてふるい葉が落ちてしまふのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちを譲つてー 。
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちを譲つてー 。
子供たちよ
お前たちは何を欲しがらないでも
凡てのものがお前達に譲られるのです。
太陽の廻るかぎり
譲られるものは絶えません。
お前たちは何を欲しがらないでも
凡てのものがお前達に譲られるのです。
太陽の廻るかぎり
譲られるものは絶えません。
輝ける大都会も
そつくりお前たちが譲り受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれどー 。
そつくりお前たちが譲り受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれどー 。
世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持つてゆかない。
みんなお前たちに譲つてゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造つてゐます。
何一つ持つてゆかない。
みんなお前たちに譲つてゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造つてゐます。
今、お前たちは気が附かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のやうにうたひ、花のやうに笑ってゐる間に
気が附いてきます。
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のやうにうたひ、花のやうに笑ってゐる間に
気が附いてきます。
そしたら子供たちよ。
もう一度譲り葉の木の下に立って
譲り葉を見るときが来るでせう。
もう一度譲り葉の木の下に立って
譲り葉を見るときが来るでせう。
近所の小学校では新学期。
上級生が先頭を歩いて、その後には下級生が列を組んで歩いている光景が見られる。
その道の脇に「ゆずり葉」が、新しい葉をのぞかせています。
小学校の校庭にも「ゆずり葉」があります。
上級生が先頭を歩いて、その後には下級生が列を組んで歩いている光景が見られる。
その道の脇に「ゆずり葉」が、新しい葉をのぞかせています。
小学校の校庭にも「ゆずり葉」があります。
我が子たちも、小学校の教科書で読んだはず。覚えているかしら?、
その木の下では、ウマゴヤシが咲き出しました。