ポストまで散歩。
帰り道は遠まわりしながら、冬景色を捜す。花はない。
冬を生き抜いている雀や椋鳥に遭うけれど、なかなかうまく撮影できない。
たった一つだけ残っていた椎の実。
芙蓉の冬の姿。
寒い。今夜は雪の予報ですが、はずれてね。
ポストまで散歩。
帰り道は遠まわりしながら、冬景色を捜す。花はない。
冬を生き抜いている雀や椋鳥に遭うけれど、なかなかうまく撮影できない。
たった一つだけ残っていた椎の実。
芙蓉の冬の姿。
寒い。今夜は雪の予報ですが、はずれてね。
私が動物カメラマンに魅せられた最初のカメラマンは「岩合光昭氏」でした。
それからのファン歴は長いです。
今は、テレビで世界中の「猫ちゃん」を撮影していますね。
その猫との会話も自然であたたかい。猫にもそれが通じているのですね。
相手が「野生動物」になっても、彼のカメラマンとしての姿勢は変わらない。
彼の書いた言葉も優しい。
以下、引用。
『ぼくは動物たちを自分に引き寄せて考えることに抵抗があります。人間のフィルターを
はずして、「動物たちの目には自分はどう見えるのだろう」という視点で接しています。
だから、ライオンを見て人間と同じだなと思うよりは、人間を見てライオンと同じだなと
感じることの方が多いくらいです。
あと、メスは怒るとこわい。たとえば、繫殖期にオスがメスに近づく時、メスが振り向いただけで、
オスはいきなり腰が引けます。怒るかもしれないと、ビクビクなのでしょう。』
『ライオンだけでなく、動物で怒ってこわいのはメスだと、ぼくは思っています。
オスは向かってきても、ほとんど威嚇に終わるので、怒られてもそれほどこわくはない。
メスは本気で怒るからこわい。人間の場合は・・・・・・・ぼくにはわかりません、
と言っておきましょう。』
うふふ・・・。
人間も動物も、男女の問題は同じようです。(以下、個人的見解。)
しかし、ライオンのオスは人間のオスよりも敏感なような気がします。
書物のなかで生きているような我が家の人間のオスは、どこが敏感なのか?
工藤直子さんの「てつがくのライオン」というお話があるけれど……。
あとで再読しよう。。。
あ。岩合光昭さま。ごめんなさい。ついつい・・・・・・・愚痴が出ました。
可愛い動物の子供の写真に癒されました。ありがとうございました。
(2015年12月22日 集英社ビジュアル版040V)
書店にて、偶然に出会った本です。
タイトルを読みながら、「当たり前でしょ。人間が美味しいと日常的に食べているお肉は
ほとんど、植物性の餌を食べているのですからね。しかも運動不足の……。
さぞや百獣の王のお肉は不味いでしょ。ごめんね。ライオン君。」と呟く。
山形豪氏は、群馬県生まれ。少年時代を中米グアテマラ、西アフリカのブルキナファソ、トーゴで過ごす。そのためか日本の高校受験はうまくいかない。
国際基督教大学に入学し、卒業後東アフリカのタンザニアに渡り、自然写真を撮る。
イギリス、イーストアングリア大学開発学部卒業後、帰国。
フリーの写真家となる。以来、南部アフリカやインドで野生動物、風景、その土地の人々
などを追いかけながら、サファリツアー撮影ガイドとして活躍。
写真集に「From The Land of Good Hope」がある。
若かったころに、動物写真家「岩合光昭」に魅せられた頃を思い出しながら。
でもそういう憧れがあっても、私には絶対に叶わない夢だったけれど。
このような写真家は、自然の猛威と野生動物の習性を知り抜いていても、
やはり予想外の命の危険を避けられないだろう。それでも「行ってしまう。」だろうなぁ。
こうした旅のなかで、象牙の乱獲をはじめとして、野生動物たちはどんどん減少している。現地人たちの不当な境遇にも彼の優しい目は届いていた。
では、ライオンを何故食べたか?
アフリカ南部のボツワナ(イギリス連邦に属する共和国)では、その土地の人々は、
家畜を野生動物に襲われる危機と背中合わせの暮しですので、家畜を襲われた家では、
その犯人を殺していいという約束事があったため。燻製にして保存するとのこと。
筋肉質のライオンのお肉は、まずくて硬いようでした。
野生動物保護と裏腹に地元住民はこういう危機と背中合わせなのでした。
(2016年8月22日 第一刷 集英社新書ヴィジュアル版041V)
とても温かい元旦でした。
花はありませんが、冬空がきれいでした。
枯れ木も山の賑わいのごとく、晴れた冬空に枯れ木が似合います。
息子と新年コール。
力仕事を貯めておきます。乞う、御期待。