秋の手紙

多分、10年以上前のことだったと思う。いや、もっともっと前かもしれない。

詩人たちの集まりがあって、帰りの電車で、その方と二人だけになってしまって、

お喋りしながら、と言っても初対面の人だったので、少々緊張していたと思います。

その方に、最近、私たちの同人誌を送った方がいらっしゃたらしいです。

そして、私にお手紙と詩集が届きました。びっくりしました。嬉しかったです。

お手紙のお返事と私の詩集をポストに投函しました。その帰り道に……。

撮りました。

謹賀新年 遅ればせながら・・・・・

コロナの猛威、家人の長きにわたる病気、それでも時はめぐってくる。

今年もよろしくお願いします。

神様。一つだけお願い。心豊かな詩作ができますように。

2018年～2019年へ。

これを書き始めた時間は、2018年12月31日23時38分。

これを書き終わる頃には、2019年になっていることだろう。

一昨年の10月に夫が退院してから、この1年はまるまる病気の夫との生活であった。

（病気の特性上、やむをえないことだけれど……。）

単独で外出したのは、月に一度の同人たちとの合評会と、急な用事で、大急ぎで出掛けただけ。

その生活のなかで、なんとか生きてこれたのは、詩集の出版があったからだろう。

書くことは、心のバランスを整える。これに助けられたのだろう。

 

　　　　＊　　　　＊　　　　　＊

 

そろそろ、越年の時間。

明けましておめでとうございます。

これからも、変わりない生活ですが、すべて詩の餌と思って書いてゆきます。

書くことは、客観的に物事を見られる訓練になります。

愚痴もいつかは、おいしい詩になるでしょう。

その時には、新たな詩集が産まれることでしょう。

まだ死なないつもりです。夫より長生きしないと現状は乗り切れませんので。

よろしくお願い致します。

 

いのしし　はしれ

のはらの向こうまで

しろい雪野を

しあわせは

はるか遠くではない

しずかにそこにいる

れんぎょうがやがて咲くあたりに。

 

　　　　　　　2019年　　元旦

謹賀新年 2018

あけましておめでとうございます。

どうやら新年を迎えることができました。

今日は快晴。葉を落としたプラタナスの逞しい枝の向こうの空がきれい。青いです。

今年もよろしくお願いします。

謹賀新年 2017

桜の固い蕾が見える枝々の向こうには、雲一つない、青い冬空です。

背の高いメタセコイヤの向こうにも……。

今年もよろしくお願いします。

謹賀新年

もうすぐ夢のなかから
左手が垂れさがり
うつつの水辺に浸される
それから左肩……左足・・・・・・

右手は　まだ
やわらかな夢の尻尾を握っていて
半身は夢のなか
覚めないで……

「寝返りは右側です」
けれども左右を取り違えて
夢から堕ちて……

「ハッピー・ニューイヤー」




今年もどうやら生きているようです。

よろしくお願い致します。

お詫び

映像を多くアップしましたら、時間がかかるようです。

申し訳ありません。ゆっくりとお待ちくださいませ。

母衣の賑わい

友人から届いた絵葉書に「母衣（ほろ）の賑わい」と題された花の写真がありました。
「母衣」ってなぁに？これです。


それから、この花に何故この名前がついたのかわからない。
ネット検索してみて、やっとその意味がわかりました。

この白い花は「クマガイソウ」で、赤いタイプは「アツモリソウ」でした。
詳しいことを書くよりも、ここが一番わかりやすいので、リンク張りました。

源氏は白旗、平氏は赤旗とも言える。

ごめんなさい。

謹賀新年 2015

ひつじがめえと鳴いて
つつがなき朝です
じんせいの更新日
がんばらず
めんどうがらず
えがおで
とを開けると
なだれこむ幸せが
いりぐちに溢れて
てんてこまいの新年でありますように。
　　　　　　　　　　

2015年元旦

謹賀新年・2014

　


　　ういういしい
　　まっしろなこうまのみみに
　　ののはるかぜがささやく
　　みんな　おめでとう
　　みみがピクン
　　にんげんもおめでとう
　　ひはくりかえしのぼり
　　がんじつになって
　　しんねん
　　かそくする
　　ぜんせかい　いそぐな　いそげ
　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　 2014年元旦