平成8年(1996)3月17日の新聞記事から。(誌名の記録無し)。 明治の初めに阿賀野市(旧水原町)にあった新潟県政発祥の地「越後府」。
この越後府の写真が新潟市中央区古町にある北光社会長斎藤敬冶さん(71歳)宅にあるのを水原町の郷土史家渡辺勇さん(69歳)が発見。
渡辺さんが水原町の歴史を調べるため、先祖を水原町に持つ斎藤さん宅を訪れ、家系の話から平面図と写真の存在がわかったそうです。
渡辺さんは旧水原町長で県会議員だった方です。 見つかった平面図と写真は明治2年9月に上棟された越後府のものです。
越後府は旧水原町中央町2丁目にある天朝山公園に新潟府として明治1年(1868)9月に設置。翌2年2月に越後府、同年7月27日に水原県に呼称変更。
そして明治3年(1870)3月に新潟県となり、県庁を新潟市に移すまで約1年半、府庁、県庁がありました。この歴史から新潟県発祥の地と言われています(新聞記事を要約して投稿しました)。 次回に続きます。