阿賀野市ブログ応援隊

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阿賀野市 水原八幡宮4

2020年04月02日 | 史跡など

上の図、赤い丸印が水原八幡宮。黄色い矢印が中央町1丁目の神明宮。緑の矢印が外城町の砂押稲荷。           さて、旧水原町の一番古い神社はどこ? 水原編年史によると、阿賀野市天神堂集落内にある菅原神社(903~922年建立)が一番古い。ちなみに弥彦神社を名神としたのは833年。菅原神社は弥彦神社から70~89年遅れです。そして、旧笹神村宮下にある、近年 阿賀野市一番のパワースポットと言われている旦飯野神社は927年。 天神堂にある菅原神社の方が24~5年 早く建立しています。何故? この頃、天神堂の村はずれ辺りまで壱分潟で、天神堂集落は半農半漁の生活をしていたようです。海(潟)、船に乗っていたので安全祈願の為に神社を建てたのかなぁ・・と考えます。平安時代の話です。「現在、天神堂集落は平野の中にあります。潟が埋まり、付近は水田耕作地帯で、すぐ近くに新発田市に向かう国道460号が通っています」。 ※平安時代は現在の京都府京都市にあった平安京の時代。 1100年頃に荘園公領制が確立。天神堂の菅原神社、中央町1丁目の神明宮、宮下の旦飯野神社は荘園公領制確立前の神社。水原八幡宮や、砂押稲荷は荘園公領制確立後の神社になります。

次に旧水原町で建立されたのは上の図にある神明宮(991年創建。旦飯野神社の64年後)。現在の神明宮は下の写真です。天神堂の菅原神社と約1.5㎞離れています。

 神明宮。県道の新設工事の為に移転し、新築されています。

 水原八幡宮から約200m離れている砂押稲荷(1185~1189年創建)。水原八幡宮の創建は推測で1130年。約55年後くらいの創建です。

旧水原町で一番古い神社は天神堂の菅原神社。平安時代に建立された旧水原町の神社は古い順に、①天神堂の菅原神社②中央町1丁目の神明宮③分田の日枝神社(1104年建立)④水原八幡宮(推定1130年)⑤砂押稲荷 この他の神社は鎌倉時代~江戸時代の建立になります。鎌倉時代や江戸時代は、武士の時代。 町内の神社が増えていったのは、神様の信仰が盛大になったせい? 武士が庶民をまとめるのに神様信仰が便利だったから?   次回に続きます。

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