1993年(平成5年)8月31日の新聞記事の続き 「誌名記録無し」
さらに大森頭取(新潟中央銀行)が構想発表当時から口にした新潟県の参加も宙に浮いたままで、対外的な信用面で不安を残す。大森頭取は「金子清前知事時代に県が資本金の10分の1を出資する話もあった」と言うが、県は今になっても何ら態度を決めていないのだ。
平山征夫県知事は「県の姿勢は変わっていない。ロシア村の内容、性格、収支見通しなどがいろいろ出されたところで検討することで一貫している。まだきちんとした資料がなく、結論が出せないだけだ」と言う。
ただ平山知事は「官民それぞれがそれぞれの分野で頑張り、ロシア村も一つの目玉になって全体で環日本海構想が推進されればいい」と付言を忘れない。関係者はこうした点を捕らえ、一様に「県の出資参加の道は事実上既に閉ざされている」と指摘する。 → 以上で、8月31日の新聞記事の紹介を終わります。
明日、新潟ロシア村がオープンする前日の新聞記事。よく載せたと思います。
取材した新聞記者は、「何か」を伝えたかったのでしょう。
1993年9月1日に新潟ロシア村がオープン。 そして2004年4月に閉園。約10年半の活動でした。
下の写真は、閉園から約16年後の2020年2月29日に撮影した新潟ロシア村の写真。写真中央下部に写っています。