2017年12月8日 旧新潟ロシア村を撮影。
2007年(平成19年)5月15日発行の「あがの新報」さんの記事を要約。 10年前の記事です。
新潟市のO社が新潟ロシア村に隣接している笹神ケイマンゴルフパークの敷地14万坪の内、9万坪を2006年に競売で取得(私たちからみると、競売で買った土地は、新潟ロシア村敷地の一部分に感じます)。このうちの約半分を社会福祉法人に寄付。O社が土地取得費など1億円を投入。O社の社長自身が年収の30%を毎年寄付して福祉施設の運営にあてる構想がわかった。
社会福祉法人「ささがみ健康の森」を設立するために3月30日に新潟県障害福祉課に申請、6月初旬に認可が降りる見込み。
この福祉法人は、「ゆうきの里 笹神」の地を生かして循環型社会の集約的な複合施設を整備し、障害者が自立する教育施設及び障害者の授産施設を整備する予定。
教育施設は、障害者が自立する訓練を行う目的として設置する。そして卒業後は民間企業へ就職できるよう支援する。
授産施設は、エゴマやきのこ栽培をする農業部門、食品の雑廃を利用した肥料製造をするバイオマス部門、広い土地を生かした牧場部門などを今後検討していく。
O社の社長は、法人化間もない頃から「世の中に役に立つことをしたい」と障害者の雇用に熱心に取り組んでいる。
O社長は「福祉は行政主導では これからはダメ、地域が育てる時代です。小さく生んで大きく育てる。地域の方々にも参入していただき、全国にも注目されるようなモデル施設としていきたい」と話した・・・と、紹介されています。
この計画、なぜかストップしていますが、早く計画した施設ができるといいなぁ・・と思います。
この施設が完成すれば、近年の「新潟ロシア村廃墟騒動」は、無くなるでしょう。
追記 現在(12月11日)、新潟市と阿賀野市で「ささがみ健康の森」で法人検索をすると前記の法人名はありません。