エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#下品な言葉を使う時

2024-11-05 07:26:57 | エリクソンの発達臨床心理
「発達トラウマ障害 Enpedia」 
情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。 
 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 p.94の第2パラグラフから。


 毎日礼拝の第2の要素が,第1の要素と違うのは,快く進んでやる意志が自由であるほど,正しい選択ができる ということを強調する点です。赤ちゃんの時期の毎日礼拝は,何かを避けることは,親の責任でしたが,第2の毎日礼拝では,その子が「自分を見る」ように自分を躾なくてはなりません。この目当てのために,両親や目上の子ども等は,その子と,自分を見なかった場合その子がなる者を比べて,2つの対立する自己イメージを作ってしまいます。ですから,第2のステージに,「不甲斐ない私」の発生源がある訳です。この不甲斐ない私は,「人間を上下2つに分けるウソ」を良しとするイメージの肝です。と言いますのも,不甲斐ない私」は,自分じゃないもの,あるいは,自分がそうは見えないもの全てであり,しかも,将来そうなるかもしれないもの全てです。それに,獣や低俗な人種を呼ぶ 露骨なイメージや名前を呼ぶときに,下品な言葉使われます。


 「人間を上下2つに分けるウソがある時,必ずと言っていいほど,下品な言葉が使われます。
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