昨日,2.24, '17から,「プレミアム・フライデー」なるものが始まったらしい。NHk初め,東京キー局は,おしなべて,「プレミアム・フライデー」の初日をニュースにしています(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170224/k10010889011000.html)。
「月末の金曜日に早めの退社を促すキャンペーン、プレミアムフライデーが24日から始まりました。停滞する消費の底上げや長時間労働の見直しなど働き方の見直しにつながるか注目されます。プレミアムフライデーは停滞する消費を盛り上げようと、月末の金曜日は午後3時をめどに退社できるようにして、買い物や旅行などを楽しんでもらおうという全国的なキャンペーンで、24日にスタートしました。」
などとニュースは伝えています。自民党政府が,盛んにこれを宣伝しています。
私は,これは日本の市民をばかにした,お祭り騒ぎだと考えますね。
お金もないのに,金曜日早く仕事を終えたって,買い物や食事に行くとは限りませんしね。
第1,こんなんでは,月に一度は,比較的ゆとりのある会社は,早めに仕事を切り上げることにはできても,ゆとりのない会社や,後の労働日20日は,「死ぬまで働け」ということでしょう。
プレミアム・フライデーは,政府が,「働き方改革」を全くやっていない訳ではない,という口実づくり,アリバイ作りのポーズです。ですから,市民をバカにしている,と私は申し上げているのですね。
プレミアム・フライデーなどという,バカなまねは無用で,アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達が,都合のいい時にだけ口にしている「法治国家」で日本があるならば,労働基準法通りに,1日8時間,週40時間を上限にするのが当たり前で,36協定に代わる別の抜け穴を作るのは,コンプライアンス,順法精神のカケラもないのです。労働組合さえ,労基法通りを要求しないのは,非常に日和見,軟弱と言わざるを得ませんね。
アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達は,労基法通りを守る意思も予定もないもんだから,ケバケバしく,プレミアム・フライデーなるバカを宣伝しているのです。
要注意ですね。
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