哲学の教科書の続き。
Young Man Luther 『青年ルター』のp183の第3パラグラフ5行目途中から。フリーマントルの『信仰の時代』からの引用です。
私が覚えているすべてがあります。自分自身が経験したこと、他者の評判。同じお店から、私が経験したこと、あるいは、私が経験したり、信じたりしたことから、新鮮なことや新鮮な見込みを繰り返し、過去と結び合わせます。この過去と結び付けたことから、将来の行動、出来事、願いなどを現在のこととして、顧みます。たしかに、そこにあなた様がおられることが分かります。なぜならば、私はあなたを覚えているからです。あなたのことを知り、そして、あなた様を思い出すときに、そこにあなた様がおられるが分かるからです。
過去と現在を結び合わせて、私どもは未来を作るのです。それをアウグスティヌスは神学的な明確にしました。哲学の教科書でも、そのことに触れられているわけですね。過去との現在を用いて未来を作りだす所に、神様はおらわれるわけです。ですから、過去と現在と未来が結び付く、オリエンテーション、見当識は、いつでも光を指す(東向)のです。
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