＃嫌いな自分も分けると分かる

 

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トラウマを負わされていない人を探すのが、難しいアメリカ　日本はもっと難しい？

   圧倒的な悦びの　ヒ・ミ・ツ  　暗黒時代と言われている中世ヨーロッパと、日本は、どうしてここまで似ているんでしょうか？　Young Man Lut......

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　ヴァン・デ・コーク教授の 　The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma　『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ　：　脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか？』

　第１７章。「バラバラな自分をまとめる：決めるのは自分」です。p.286，最後のパラグラフから。　

 

 

 

 

 

　次にセラピストは，訪ねて言います「あなたのあの（悲しい，恨んだ，怯えた）自分に何と言ってあげたいですか？」って。これは，問いの部分の自分を「本当の自分」から区別することで，マインドフルな内省を始めるためです。患者さんが「大嫌い」といった極端な反応をした場合は，セラピストは「あぁ，まだ防衛的な自分が『本当の自分』と混じってんなぁ」と分かるわけです。それで，大人でも，女でも，セラピストの頼むんですよ「嫌いな自分さん，ちょっと引っ込んでて」って。すると，防衛的になっている自分は，用心してくれたことに感謝され，いつでも必要な時に戻っていいんだと思います。防衛的になっている自分は，次の問いにも歓迎してくれます。「いまは，（以前は嫌だった）自分をどういう風に感じていますか？」　その患者は。「それがなぜ（かなしかった，うらめしかった）のか分からないわ」というような感じのことを言いますね。こうなれば，その自分が何歳で，どうしてそう感じるようになったのかが分かって，その自分をより良く理解できるようになります。

 

 

 

 

 

　解離があるのか，解離がないのか，ここからだけでは判然としませんが，嫌いな自分を「本当の自分」から区別して，交通整理，風景整理をしている感じですね。

　文字通り，分けると分かる，ということでしょう。