「被災地復興」。あれだけの地震と津波があったのだから,あれだけたくさんの人がなくなり,傷ついたのだから,復興があってしかるべきだ。反対する人はいませんし,反対しようとして反対し辛い…。
被災地で目立つもの。ダンプ,大きな堤防,大きな道路,長いトンネル。要するに,大成建設,鹿島建設,清水建設,大林組,竹中工務店,NOPPO,五洋建設…などの大手ゼネコンが儲かることを「被災地復興」の名のもとにやっている訳ですね。ですから,ダンプも全国から集まっています。私は,これは,「被災地復興」の名を借りた,土建政治だと考えますね。大手ゼネコンが儲ければ,それだけ自民党が儲かるシステムがあるから,こういうことをやってる訳です。
かたや,子ども達はどうでしょうか? このブログで繰り返し申しあげでいるように,発達トラウマ障害(DTD)が,被災地でもパンデミック。地震や津波のせいではありません。母親が低賃金・長時間労働のために,子どもが0歳,1歳,2歳の時に,子どもの前にいないこと,つまり,「共に居る」ことが極端に少ないからです。0歳,1歳,2歳の時期は,人生を決定づけ,基礎づける時期ですが,不思議なことに,人はその時の記憶も意識もありません。すべては無意識の中に消えていきます。母親が赤ちゃんと「共に居る」ことがなければ,「共に見通す」という意味である良心=心=≪本当の自分≫が育つこともありません。ですから,良心も,心も,本当の自分も育っていない発達トラウマ障害(DTD)の子どもだらけということに,被災地であるかないかに関わらず,ニッポン中がなっている訳です。
「オリンピック」も結局一緒。予算が雪だるま式に増えるのも,大手ゼネコンが儲かって,自民党の政治屋たちが,キックバックで儲けるためですね。政治屋たちは,大手ゼネコンが儲けて,自分らも儲かる狩場,山,甘い蜜…を探して,その自己中の儲け話に,やれ「被災地復興」,やれ「東京オリンピック」,やれ「国際貢献」,やれ「安価で安全な原発」…などと,偽りの看板を掛けるのです。
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