エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#礼拝 #相手にピッタリと合わせる心身の働き掛け #幼い子どもの時期が一番難しい

2018-06-05 05:17:05 | エリクソンの発達臨床心理
 
聖書の言葉: #全てには時がある #うまく出来てる #爽やかな喜び
   インターメッツォ : 生活が陶冶する   一人ではできない不思議   自分のことはいったん脇に置いとくと、見えてくるもの  他者の「声なき声」に応える......
 

 

 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 P.94,第2パラグラフから。

 


 日常生活を礼拝にする礼拝の第2の原理は,日常生活を礼拝にする最初の原理とは強調点が違います。第2原理は,正しい選択を歓んで自分で願うという前提を強調するからです。赤ちゃんにお母さんがピッタリと合わせる日常生活の礼拝では,いろんなことを避けることは,両親の責任です。

 

 

 礼拝というと,「宗教」のことだと勘違いしがち。でも,日常生活を礼拝にする礼拝,リチュアリゼーションとは,相手にピッタリと合わせる,心身の関わりを日々刻々とする,ということです。ですから,特別に宗教とは無関係です。しかし,エリクソンも私も,キリスト教をベースにしています両方あり,という意味ですね。

 日常生活を礼拝にする礼拝の第2原理は,幼い子どもの自由意志に,お母さんがピッタリと合わせる,という点で,第1原理よりもはるかに,お母さんの力が試される,人生最大の最もやりがいのある課題です。

 

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