マインドフルネスの効果は絶大らしい。 過剰なストレスを解消して、イキイキ・ピチピチ生きて行けそうですね。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.212の第3節から。
3 いろんな関係
研究に継ぐ研究をしましたら、いろんな人から支援してもらえるネットワークがあることが、トラウマを負わされることに対して、たった一つの、一番強力な守りであり続けていることが分かりました。安全と恐怖は両立できません。怖い時には、信頼している人から励ましてもらったり、シッカリとハグしてもらったりすることほど、落ち着きを取り戻せるものはありません。怯えている大人だって、慰められたら、怖がる子どもと同じです。優しく包んでもらったり、身体を揺らしてもらったり、自分よりも強くて大きな人から世話を焼いてもらえると思ったら、安心してグッスリ眠れますでしょ。回復するためには、心も身体も脳も、自由にできると確信しなくちゃいけません。そういうふうになるのは、腹の底から安心できる時だけですし、その昔、どうすることもできなかった記憶を思い出しても、その安心感を抱きつづけられる場合だけです。
トラウマを抱えた人にとっても、一番大事なのは、安心と安全です。でも、それは建物や部屋や備品や設備ではありません。人です。関係です。発達トラウマを抱えた人は、たとえ短い人生の間でも、繰り返し、「怒られ」てきました。ですからね、「怒られ」るようなことをします。その子は、無意識に、相手が「怒るか?」を試してんですね。「怒らないでね」と祈りながら。その祈りに応えることが、安心と安全をその子が感じる初めになります。
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