エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#広がりやすいスー族

2024-11-02 10:35:35 | エリクソンの発達臨床心理
「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

Childhood and Society 第3章  p.156 2行目 から。

 
 
   
 スー族の人たちの教育の背景にあるものは,上質なものなんです。すなわち,スー族の人たちの教育は,ひどく自民族中心で,比較的少数のグループが適応していることに基づいています。この人たちは,自分たちだけが,真っ当な人間であると同時に,自然の一部と見なしました。上質な文化の秩序は,自分自身に限界を課すものです。限界とはすなわち,
 個々の子どもを,1つの仕事,すなわち,バッファローの猟師のプロに仕立て上げる場合。
 限定された範囲で道具を整えて,獲物を手に入れるために,人間の身体が届く範囲を伸ばす場合。
 自然に何かを強いる唯一の手立てとして,魔法を使う場合。

 このように,自分に限界を課すお陰で,スー族の人たちは,仲間意識を育めるのです。仲間意識を育むことには,地理的,経済的,身体的なひな形が強く一致する ということがあります。このひな形が強く一致する ということは,スー族の人たちの暮らしの中では,「外側に向かう」点に共通点があります。この外側に向かう」点は,すでに論じてきた 多くの点に当てはまります。
 スー族の人たちが作る集団は,拡散と移動が容易にできる点

 
 スー族の人たちの 外側に向かう質は,狩りや戦などで広い範囲に移動するのに適していたのかもしれませんね。
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