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今宵はまた,Young man Luther に戻りまして,p.21 ブランクから。
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精神分析と宗教との二項対立について、私は,ケンカ腰の人みたいにして,人間の条件を論じたくはありません。心理学が確立したいと努力しているのは、人間の行為の中で,何がハッキリ真実と言えるのか、ということですし、ハッキリ真実と言える行動には、人類にとって,真実に思われたり、真実に感じたりすることを言葉にすることも含まれます。私が心理学の言葉を用いて解釈したいと思っていることは,どんな臨床的な経験やどんな精神分析の考え方が、人間のハッキリした心の仕組み(訳注:意識)に依存しているのか、と私が気付いたことです。これこそ1人の臨床家として、また、1人の教師として、私の仕事です。この仕事には,(これまでご指摘してきましたように)歴史的理由から,精神分析が,ハッキリ真実と言えることと、真実であるとハッキリ感じることとの境界線上にある,1つの場所をほぼ独占してきた、という自覚が含まれています。精神分析的研究が新たに着眼した大事な着眼点は,どれも,そこから,新しい暗黙の価値体系が生まれてきた,という事実によって,私どもは,自分が言葉にしているように見えることに,本気かどうか,自問しなくてはなりません。また,その事実によって,私どもは,私どもを批判する方々と共に,精神分析を,精神分析だけが大事とする立場と,区別しなければなりませんし,私どもの仕事が,プロの仕事人からプロの仕事と認められた仕事であるばかりか,通念という鋳型によって時代に合わせて操作されるままの,一つの思考体系である,ということも,理解しなくてはなりません。私どもの精神分析の成功そのものが示しているのは,私どもの党派心には価値判断がある,ということです。
いま,改めて翻訳しなおすと,ここも,ハンナ・アーレントの『人間の条件』を前提にして書いていることは,火を見るよりも明らかでしょ。『人間の条件」について論じている点,「言葉にすること」を行為(ハンナ・アーレントの言葉では,action活動ですが)に含めている点,など,ハンナ・アーレントそのものでしょ。
マイケル・ボランニーの『暗黙知」も考えに含まれてますでしょ。
私どもが話すことは,それによって,人と関わる行動です。しかし,自分の行為の意味を全体的に考えない限り,暗黙の価値体系に絡めとられて,自分も人も騙して,傷つけることになってしまう,というのが,ハンナ・アーレントが『人間の条件』で問うた問いだったでしょ。
自分の価値判断を自覚するためには,言葉を本気で話すことが,自分の頭で考えることが,何よりも大切です。
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