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三つ子の魂が、人生も社会も左右する!! 神話じゃない、厳然とした事実2つの関係、2つの議論 今夜は、丸山眞男教授の第6夜の予定でしたが、予定変更することにしました。 アベシンちゃんと悪魔の仲間たちの......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第12章。「思い出すのが,耐えられないほどの重荷」です。p.188,第5パラグラフ から。
トラウマがもたらす色んな事を認めなければ、社会の色んな所にガタが来ます。戦争がもたらす害悪に正面から向き合おうとしなかったり、「弱さ」に踏み留まることが出来なかったりしたことが、1930年代に世界中でファシズムと軍国主義の台頭をもたらすことに繋がっていましたね。ヴェルサイユ条約が科した法外な戦争賠償金のせいで、既に苦しんでいたドイツが、さらに屈辱を味わわされることになりました。お次は、ドイツ社会がドイツの、戦争でトラウマを負わされた退役軍人に対して、こっぴどい取り扱いをすることになりました。戦争でトラウマを負わされた退役軍人たちは、どうしようもない奴等だ、ということにされました。力がない弱くされた人たちに、屈辱を垂れ流しにしたことが、ナチ体制下で人間らしい正義(人権)を徹底的に否定する舞台を作った訳です。強者が道徳的に正当化されるようなことになってしまったら、弱者との間に上下関係が固定化されますでしょ。この上下関係の固定化こそ、それに続く戦争の根拠ですから。
先の国会で、性犯罪者に対して厳罰化がされちゃいましたでしょ。私は一貫して、あらゆる刑事罰の厳罰化には反対ですから、性犯罪の厳罰化にも反対です。すると、「100年も、改正されずに来たんですから」、「それだけ悪いことをしたんだから、厳罰にして当然だ!」というように、一見正しそうな反論がありました。
でも、彼らは「自分は戦争の根拠を自ら作り出している」という自覚が、1つもありません。今宵のヴァン-デ-コーク教授の話しに耳を傾けて、欲しいものです。併せて、「彼らはこれまで十分に酷い扱いをされてきました。良い扱いをされることこそが、やり直して生きるためには、欠かせません」という、ニルス-クリスティ教授の話しにも、耳を傾けて欲しいものですね。
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