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インターメッツォ: 声を聴く時 恵みの時「祈りの人」の実際の不自由 ルターは、初期に講義で言ってたと、後期で実際にやってることとは大違いでした。 Young Man Luther 『......
今宵も,Young man Luther P.264,最後のパラグラフからです。
この3つのイメージは,主要な宗教的な人格です。自然に,この3つのイメージは,第2の神の人格と,いろんな形でまじりあい,一緒になる場合が多いんです。しかし,私どもは,もしも,自分の努力の中で,信頼豊かな過去の最初に母親との出会いをまた求めるとしたら,希望に満ちた,永遠の未来に至ることを,退行と呼ばなければならないのでしょうか? あるいは,宗教には,人が創造的に回復する能力みたいな性質があるんでしょうか? 宗教が創造性を一番発揮する時,宗教は,私どもが赤ちゃんの時の心の経験をたどり,つかみどころのない悪に,触れることができる形を与え,赤ちゃんの頃の信頼の源に引き返します。同時に,宗教は,世代によって蒸留された,統合のシンボルを生き生きと保っています。もしも,これ(宗教が創造性を発揮するときに,赤ちゃんの信頼の源に舞い戻ること)が退行であるなら,確立された道を引き返す時には,現在に舞い戻ることが,幅が広がり,ハッキリとしたものになります。もちろん,ここでは,その時代の子が,よき信頼をもって,(訳注:純粋自己である)鏡に近づけるかどうか次第で,事情は大きく違ってきます。すなわち,その時代の子が,初めから安心して持ち合わせた,宝物の根源的信頼感をレベルを一層高めた信頼を,見いだせるかどうかで,事情は大違いです。どの世代の人たちでも(その人たちが仰ぐ「天国」はいろいろでも),次の世代の人たちに,根源的信頼感という,心から安心できる宝物をプレゼントする義務がありますね。すなわち,ルターは,心理学的に言っても,人々が腑に落ちるほど確かな共に見るヴィジョンの点から言っても,正しかったのは,ルターが「赤ちゃんが信頼できるのは,その赤ちゃんと周りの大人の関わりが,その赤ちゃんにとっての洗礼,すなわち,日常生活を最初に礼拝になる場合です」といった時です。しかし,創造的な今,だとか,創造的な時,だとかは,いつでも稀でしょ。今ここで描き出した洗礼の流れが,うまく行かないままだったり,淀んだ習慣の中で,命を失ったりする場合もあります。その洗礼がうまくいかなれば,心の病や(訳注:猟奇的事件を起こすような)重たいビョーキ,忖度やウソとゴマカシ,偽装と馬鹿なルールの押しつけや厳罰化が,社会に広がってしまうことに相場が決まっています。
ここで洗礼というのは,何もキリスト教会がやる洗礼のことではありません。
親が子どもに,日常生活を過ごしながら,信頼を伝える,その日常快活のことを,エリクソンは洗礼と言っているんです。言い換えれば,日常生活の礼拝です。
まるで,エリクソンは預言者でしょ。その洗礼を失った社会って,まさに,今のニッポンそのものでしょ。
心の病や猟奇的事件を起こすような重たいビョーキ,忖度やウソとゴマカシ,偽装と馬鹿なルールの押しつけや厳罰化が,社会に広がってますでしょ。
日常生活の中で,子育ての中で,子どもに信頼を伝えることが本当に大事だってこと,そのためには大人の覚悟と本気が大事だってこと,をご理解いただけるだろうと思いますけどね。
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