エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: 声を聴く時 恵みの時

2016-11-06 04:01:02 | 間奏曲

 

 

 
「祈りの人」の実際の不自由
   ルターは、初期に講義で言ってたと、後期で実際にやってることとは大違いでした。 Young Man Luther 『青年ルター』p.238の、下から5行目途中か......
 

 ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction、p.111. 今宵も、「1人の豊かさ」ソリチュード

 

 

 

 

 

 どのようにしたら、神様と一人静かにしていられるようになるのでしょうか? レンブラントの絵「放蕩息子の里帰り」では、父なる神は、今しがた帰ったばかりの子どもを抱いて、優しく包み込むように子どもに触れます。父親が伸ばした両手の中にいる息子は安心していて、その父親は、私に語りかけているように感じます。「あなたに、いくつかの質問をしようと思います。あなたが何処に行こうと、あなたが何をしようと、人があなたに何を言おうと、あなたは私の大事な子どもです…」

 

 

 

 

 

 父なる神は、父親なのに、まるで母親の様な優しさです。子どもが何をしようと、何処にいようと、子どもを大事に思ってくれます。

 ソリチュード、「1人の豊かさ」とは、自分が生かされている恵みを、腹の底から実感する時です。クリスチャンなら、神様の声を聴く時。クリスチャンでない人でも、音楽の神様やら、宇宙やら、天やらの声を聴く時。

 あなたもお試しあれ。

 

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