ルネッサンスは、人間中心の時代です。
Young Man Luther 『青年ルター』p191下から8行目途中から。
宇宙の調和を失うことが何だというでしょうか? 人が自分自身が中心だと感じられるようになったのですからね。フィチーノは、偉大なフィレンツェは、ローレンツのプラトン・アカデミーの言いだしっぺですが、それをハッキリさせました。その彼が言うには、人間の魂とは「それ自体、あらゆる理性や理性に連なるもののひな形を伝えて、自分自身を再創造します。人間の魂は、あらゆるものの中心であると同時に、あらゆる力を持っています。魂はあらゆるものになりますし、あらゆるものから離れずとも、あらゆるものを貫き通すことができます。というのも、魂は物事を本当に結びつけるからです。このようにして、魂は自然の中心と呼ぶに相応しい。」、と。
ルネッサンスの時期でも、人間中心でも、魂は認めていたんですね。でもその魂は、理性中心だったのかもわかりませんね。
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