アンパンマンマーチが聴こえる時性のエートスを高いものにするためには、多大なエネルギーが必要です。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p39...
何となく感じる感じ、感じる力、感性、直感力。エリクソンによれば、それを研ぎ澄ますと、叡智になると言いますね。叡智と言ったら、「知性の延長線上にあるんじゃないかな」、と誤解されやすいものですが、「感性、直感の延長線上にあるもの」です。
叡智になるように、何となく感じる感じを育てるためには、弱い立場の人とやり取りすること、と内省が必要です。でも、これは2つのことじゃないんですね。「弱い立場の人とのやり取り」=「内省」ですからね。
対照的に、感性が鈍るのは、「弱い立場の人とのやり取り」=「内省」がないからなんでね。都知事の舛添要一さんの2時間にもわたる「言い訳の山」記者会見に、都民から怒りのメールや電話が殺到しているとか。TBS「サンデーモーニング」ご出演の田中秀征さんによれば、舛添さんが都知事でいることは、もう「持たない」というほどです。湯河原の別荘まで公用車で移動したり、海外出張で、ファーストクラスの飛行機や三ツ星ホテルのスウィートに泊まったり、家族旅行を「仕事」と言ったり…。公私混同、行政の私物化そのものですね。ウソとゴマカシをやり続け、犯罪を重ねていることを感じなくなっちゃうわけでね。はじめは、100分の1だけが、ウソとゴマカシと犯罪だった。それにうまみを感じると、100分の2が、ウソとゴマカシと犯罪になり、そこでうまみを感じると、今度は…100分の50がウソとゴマカシと犯罪でも、もう、感じなくなっちゃう。感覚がマヒするのは、「依存症」の心理と一緒です。「依存症」は「ウソとゴマカシ」の病なのですから。
周りを「イエスマン」「子分」で固めて、自分の意にそぐわない者は、遠ざけてきた、必然的結果でしょう。無意識の暴力性、「人間を上下2つに分けるウソ」の猛毒性を知らない者の、避けることができない末路ですね。
あの無知無夫婦も、今回の制度の私的流用、公私混同は氷山の一角にすぎませんから、いろんな「ウソとゴマカシと犯罪」をしています。それを一つ一つ調べれば、舛添要一さんと同じ末路が、お待ちかね。「もたない」。
皆さんも、お楽しみに!
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