エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#私達 #馴れ合い同調 #生きる手応え #ヌミノース

2017-08-27 02:46:38 | エリクソンの発達臨床心理

 

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「夜の航海」の目的地
      アーイニョ   矛盾律、難しすぎ! 矛盾律は、臨床では当たり前。さてさて。 p68の下から3行目から。    ...>続きを読む......
 

 

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p88の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 ≪私達≫に関して,フロイト(1921)は「間違いなく,ひとりびとりをキリストに結び付ける絆が,また,ひとりびとりがお互いに結び付く絆に元にもなります」とまで言っていますが,今まで見てきたように,フロイトの話は,「人為的な」集団,たとえば,教会や軍隊のような集団についての話でした。しかし,現実には,兄弟姉妹を大切にすることになる,あらゆる仲間意識は,両親から創業者,神々に至るまで,カリスマのある人物に自分を一体にする一体感によものでしょ。

 

 

 

 

 

 心から一体感を感じる体験って,最近は少なくなっているのかもしれません。

 でも,自分が好きな人のコンサートやお祭り,スポーツなどで,場の一体感を感じて,興奮,高揚した経験は,どなたでも体験済みではないでしょうか?

 その時の興奮し,高揚した感じに,気高く恐れ多い感じが増し加わった感じが,ヌミノースだと言ったら,いいのかもしれません。本当に心から一体感を感じる体験は,そういう意味でのヌミノースを感じるものだ,というのが,エリクソンの体験談であり,その体験に基づいた主張です。

 馴れ合いや,同調,遠慮や忖度とは異なり,ヌミノースの≪私達≫を体験しているものは,イキイキ,ピチピチ生きる実感手応え・生きがいを実感してい生きることが許されます

 

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