エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#私の感性に従って善いんだよ #飛び跳ねるような悦び

2017-08-26 21:03:48 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
毎日出合う大釜 お料理コーナーではありません
   歪になったサルたちの「心」  「ならず者、偽善者、オベンチャラ」が口にする、耳に響きが「良いこと」、それは100%「ウソとゴマカシ」です。たとえば......
 

 今朝のエリクソンは、Toys and reasons,p92,下から6行目途中から。

 ≪私≫の感性に従って善いんだよ、オートノミーの感じの続き。

 

 

 

 

 

 頭も身体も移動もできるることが増え、親以外の大人とやり取りすることがますますできる準備ができますと、いろんな条件が整えば、自分がしたいと思う意志を外に出せるから,飛び切り嬉しいし、また、自分の意志を出せる解りますし自分の意志を出していいよ、と認められているのも解かりますから、飛び跳ねる位、嬉しいものですね。

 

 

 

 

 

 この悦びが、≪私≫の感性に従って良いんだよという感じです。

 ところが最初の信頼で躓いてしまっている発達トラウマ障害(DTD)の子どもと大人は、≪私≫の感性に従うことが許されずに生きてきましたから,≪私≫の感性を出せずに我慢していか、時々我慢しきれず、圧力が高まった段階で爆発させるか、のいずれかになります。前者が抑制タイプ、後者が脱抑制タイプです。

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