エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#アメリカの学校も制度疲労 #日本の学校は制度崩壊 #校則がブラックといったレベルではない

2017-12-16 10:16:20 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 
現世考: 食卓
   無意識は、魔女に似ている! ウンコとダイヤモンド   今どきの、大人も、子どもも  人間にとって、一番大事な、人を大事にすることそのものが、バラバ......
 

 

発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000(年収1,000万以上)

 

 

ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 

 今宵は,シリーズで訳しているところはお休みして,今日も,脳と身体の話。

人殺しという言葉を裏付けるために,日本の貧しい子育て環境が,脳をいかに破壊しているのかを知ってもらいたいと思うからです。そこで,脳の話の部分から,特に大切なところの翻訳をします。

 第5章。「身体と脳の繋がり」です。p.88,第2パラグラフから。

 

 

 

 悲しいことに,今の学校は,トラウマ治療をしているつもりの多くの治療法も,人の気持ちを司る体の仕組み無視して,頭の知的能力だけを相手にしがちです。怒りや恐怖,心配があると,お勉強する力に悪影響があることは,研究から明らかなのに,学校は,新しいことを教える前に,脳が安心できるシステムに関わることを怠り続けています学校が一番やってはいけないのは,音楽,体育,休み時間,人と関わる時間,遊び,陽気で楽しい時間,を削ることどもが,反抗的になったり,身構えたり,黙っていたり,怒り出したりしたら,その「問題行動」は,たとえ,激しくひっくり返ったり,不快な思いをしている場合でも,オッカナイ思いに対処する方法を確立しようとしているんだ,ということを肝に銘じておいてください。

 

 

 

 

 

 問題行動を問題にするのは,たいてい,大人の側の力量不足。自分の力量不足を棚に上げて,子どもを攻めている大人,親や教員があまりにも多い。

 発達トラウマ障害DTDの子どもの「問題行動」,文字通り,生き残り戦略です。

 そんな方法を編み出さないで済む学校に,根本的に日本の学校は,変革しないかぎり,日本は長続きしませんから

 日本は,半分以上の子供が,貧しい子育て環境のために,発達トラウマ障害DTDだからです。発達トラウマ障害DTDの子どもは,一対一の関係がまだできていない赤ちゃんの段階です。日本の学校は,1)子ども,2)教員,3)国語や算数などの課題,ルール,時間割,行事目標などの三項関係,三角形の関係でプログラムができているけど,一対一の関係もできない(発達トラウマ障害DTDの)子は,三角形の3番目に,何が来ても,土台無理な話でしょ。

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