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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今宵は,シリーズで訳しているところはお休みして,今日も,脳と身体の話。
「人殺し」という言葉を裏付けるために,日本の貧しい子育て環境が,脳をいかに破壊しているのかを知ってもらいたいと思うからです。そこで,脳の話の部分から,特に大切なところの翻訳をします。
第5章。「身体と脳の繋がり」です。p.88,第2パラグラフから。
悲しいことに,今の学校は,トラウマ治療をしているつもりの多くの治療法も,人の気持ちを司る体の仕組みは無視して,頭の知的能力だけを相手にしがちです。怒りや恐怖,心配があると,お勉強する力に悪影響があることは,研究から明らかなのに,学校は,新しいことを教える前に,脳が安心できるシステムに関わることを怠り続けています。学校が一番やってはいけないのは,音楽,体育,休み時間,人と関わる時間,遊び,陽気で楽しい時間,を削ること。子どもが,反抗的になったり,身構えたり,黙っていたり,怒り出したりしたら,その「問題行動」は,たとえ,激しくひっくり返ったり,不快な思いをしている場合でも,オッカナイ思いに対処する方法を確立しようとしているんだ,ということを肝に銘じておいてください。
問題行動を問題にするのは,たいてい,大人の側の力量不足。自分の力量不足を棚に上げて,子どもを攻めている大人,親や教員があまりにも多い。
発達トラウマ障害DTDの子どもの「問題行動」,文字通り,生き残り戦略です。
そんな方法を編み出さないで済む学校に,根本的に日本の学校は,変革しないかぎり,日本は長続きしませんから。
日本は,半分以上の子供が,貧しい子育て環境のために,発達トラウマ障害DTDだからです。発達トラウマ障害DTDの子どもは,一対一の関係がまだできていない赤ちゃんの段階です。日本の学校は,1)子ども,2)教員,3)国語や算数などの課題,ルール,時間割,行事目標などの三項関係,三角形の関係でプログラムができているけど,一対一の関係もできない(発達トラウマ障害DTDの)子は,三角形の3番目に,何が来ても,土台無理な話でしょ。
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