エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ケチなニッポン

2021-04-01 07:12:00 | エリクソンの発達臨床心理
 
 



#試練は2人で

 ジョアンとエリクソン#人が一番残忍な復讐をする時 と #人間を上下2つに分けて自分を上等と見るウソ #偶像崇拝 #花咲くころ #不思議なスピリット #誓い......
 

「発達トラウマ障害  Enpedia」
  ① EnpediaをGoogle検索
  ② 「Enpedia内の検索」で「発達トラウマ障害」を検索
 の二段階の検索が必要です。
 (Google検索では、「発達トラウマ障害」は検索しにくい操作【おそくら、内閣府情報調査室の仕業,です】が施されています)

 をご参照ください。

 Childhood and Society から。 p.78から、今日は第2パラグラフの7行目から。

 

第2の舞台で,第2の生き方(分かって、飲み込むこと)が、最初の場で当たり前になります。このように舞台Ⅰから舞台Ⅱへの対角線上の前進は,上向きで、右(正しいこと)へと向かいます。ここで前進とは、子どもの生きる力が、2番目に心響く生き方に力を与えます。2番目に心響く生き方は,いのちが一巡する中では,人と関わる新しい生き方、取るのを身に着けることになります。新しい舞台は、新しい身体部位とその働きを始めるためにあるんではなく、ますます水入らずで、ますます2人がピッタリと、心響く生き方を身に着けるため、人との間におられるキリストを、聖書の神様が示すパラダイスを共に生きるため、にあります

 でも、この心響く生き方を身に着ける前進が妨げられ、急かされ、立ち止まらされたりしたら、どうなるんでしょうか? 心響く生き方を身に着かない血迷いが、横の関係でも、縦の関係でも、心の地図にあります。横の関係の血迷いは(Ⅰ₁~Ⅰ₂)は、続きの舞台に急かせ過ぎることに応じています。赤ちゃんの口は、落ち着いて飲み込めず、きつく口を閉じてしまいます。縦の関係の血迷い(Ⅰ₁~Ⅱ₁)は、満足できるやり方にしがみ付くことに現れます。横の関係の血迷いは,結局、いつも「ケチな」やり方に囚われることになります

 

 

 

 口が満足できないと、口を閉ざす人になってしまいます。

 それはケチ。豊かに善いものを挙げることができません。

 残念ながら、自分を生きられない不満から、このケチは、ヒューマン・サービス、特に教員に多いのがニッポンの残念な現実です。

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