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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今朝は,シリーズで訳しているところはお休みして,今日も,脳と身体の話。
「人殺し」という言葉を裏付けるために,日本の貧しい子育て環境が,脳をいかに破壊しているのかを知ってもらいたいと思うからです。そこで,脳の話の部分から,特に大切なところの翻訳をします。このまま,次の章に入っちゃいましょうねる
第4章。「逃げるのは命がけ 逃げ回る生き残り戦略の解剖学」p.72,最初から。
ウテの反応に対する医学用語は,「離人症(訳注:抜け殻の人間になること)」です。トラウマを負わされた,男性女性子ども,の治療をしている人ならどなたでも,視点が定まらない,魂の抜け殻に,遅かれ早かれ,出会います。目に見える部分では,生物学的に凍り付いた反応を示します。離人症(抜け殻の人間になること)は,トラウマが作り出した,魂がズタズタに引き裂かれた解離の症状の1つです。スタンのフラッシュバックは,自動車事故を避けようとしたけれどもできなかった体験から来ます。すべてがハラバラにされ,ばらばらな感覚とバラバラな気持ちが,大声をあげて現在に侵入する台本が,キューサインを出しているんです。しかし,ウテの場合は,逃げようとする代わりに,オッカナカッた思いがバラバラになり,何も感じなくなっていたのです。
トラウマに対する対し方の1番の,感じすぎ,感覚過剰ですと,フラッシュバックになるらしい。2番目の,何にも感じない,無感覚ですと,離人症(魂の抜け殻の人間)になるらしい。
学校で落ち着かない子,ダンマリな子がいたら,それは,トラウマの対処の1番と2番,とみなしていいです。
それだけ,ニッポンには,発達トラウマ障害DTDが多いんです。
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