生きててゴメンって感じ

 

 

 

創造する　パーラー

   マインドフルネス　その２ 人と社会を方向付ける、陽気で楽しい力2013-09-08 06:32:08 | エリクソンの発達臨床心理&a...>......

>続きを読む

 

　Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self   consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること　　意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害（DTD）＝愛着障害の子ども、大人。

　発達トラウマ障害（DTD）の患者のキムさんも、治療者の本音を見通す力があります。。

　最終章の第７章、p.289、6行目から。

 

 

 

 

 

キムさん（続き）：　おそらく、昔だったら、バカなことが起きたのはわたくしせいじゃないし、自分を責める必要もありません。私はずっと長い間、ビョーキも同然で、何にもできない、って感じてきたんですね、それに、罰っせられている気分、起きる度に申し訳ないって気分ですし、生きててゴメンナサイ、って感じです。ですから、そこが、サポートシステムが助けてくれるところですから、このサポートシステムがなければ、回復できないと思います。

 

 

 

 

 

　発達トラウマ障害（DTD）の人の気持ちを、実に明快にキムさんは話してくれました。生きててゴメンナサイ、って感じに、発達トラウマ障害（DTD）の子どもと大人の気持ちが一番籠っていると感じます。